長谷見沙貴

長谷見沙貴：多才な才能を持つ脚本家・漫画原作者

長谷見沙貴は、千葉県出身の男性アニメ脚本家、漫画原作者です。しかし、そのキャリアはアニメ業界だけにとどまらず、多岐にわたる分野でその才能を発揮してきました。

ゲームクリエイターとしての活躍

1980年代から1990年代後半にかけて、「SAKI」または「はせみ さき」名義で、数々のテレビゲームの企画、シナリオ、原画などを手掛けていました。ゲームクリエイター、イラストレーターとしての顔も持っていたのです。代表作には以下のような作品があります。

ゼロヨンチャンプ / ゼロヨンチャンプ2（車両イラスト）
ザ・グレイトバトルPOCKET（キャラクターデザイン）
ミニ4ボーイ / ミニ4ボーイII（キャラクターデザイン・企画・シナリオライター）

これらの作品を通して、ゲーム業界で確固たる地位を築きました。

アニメ脚本家への転身

2001年、長谷見沙貴は馬越嘉彦との出会いをきっかけに、アニメ脚本の世界へと足を踏み入れます。

男性版『おジャ魔女どれみ』とも言える『リトルバスターQ』を企画・立案し、天田印刷加工に企画を依頼され、『おジャ魔女あどべんちゃ〜ないしょのまほう』の脚本とオリジナルキャラクター「マジョリズム（巻機山りずむ）」の企画にも携わりました。さらに、「ピンキーSweetサキ（白）」「ピンキーBitterサキ（黒）」と名付けられた妖精のピンキーが登場するOVA2編の脚本も担当しました。

テレビアニメの脚本家としては、『シュガシュガルーン』でデビューを果たし、その後、矢吹健太朗原作のアニメ『BLACK CAT』の脚本も担当しました。この縁から、『週刊少年ジャンプ』で連載された『To LOVEる -とらぶる-』（作画：矢吹健太朗）の脚本も手掛けることになります。その他、『出ましたっ!パワパフガールズZ』の脚本も担当するなど、その活躍の幅を広げていきました。

漫画原作者としての才能

アニメ脚本家として活躍する傍ら、漫画原作者としてもその才能を発揮しています。

To LOVEる -とらぶる-
To LOVEる -とらぶる- ダークネス
スタプラ! NG♪
* GT-giRL

特に、『To LOVEる -とらぶる-』シリーズは、矢吹健太朗の作画と相まって、大ヒット作品となりました。

多様な趣味

長谷見沙貴は、F1にも興味があり、特に佐藤琢磨を応援していることでも知られています。多趣味な一面も、彼の創作活動に影響を与えているのかもしれません。

まとめ

長谷見沙貴は、ゲームクリエイター、アニメ脚本家、漫画原作者と、様々な顔を持つクリエイターです。その多才な才能と幅広い知識、そして何よりも作品に対する情熱が、多くのファンを魅了し続けています。今後の活躍にも目が離せません。

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