長野市立芋井小学校

長野市立芋井小学校

長野市立芋井小学校は、長野県長野市桜に所在する公立小学校です。長野市中心部の西側、芋井地区に位置し、市街地に近いながらも自然豊かな中山間地域にあります。

概要

本校は、第二次世界大戦後に3つの分校を設置しましたが、児童数の減少により、2つの分校を廃校、1校を休校とし、2007年に本校に統合されました。また、2012年までは長野市立芋井中学校と併設し、小中一貫教育を実施していました。

校章・校歌

校章
1956年に制定された校章は、神代桜の中に花の雄蕊で「小」を、そして「芋」を図案化したデザインです。
校歌
作詞は土屋弼太郎、作曲は野口米次郎が担当しました。1928年に制定され、後に長野市立芋井中学校の校歌としても使用されました。

リトアニア共和国との交流

1996年、一校一国運動をきっかけに、インターネットを通じてリトアニアとの交流を開始しました。この交流が縁となり、1998年の長野オリンピックではリトアニア選手団と交流を行い、1999年には芋井地区友好訪問団がリトアニアを訪問しました。

沿革

本校

1908年（明治41年）：芋井東尋常小学校、芋井東尋常高等小学校、芋井西尋常小学校が統合し、芋井尋常高等小学校として開校。
1928年（昭和3年）：校歌を制定。
1941年（昭和16年）：国民[[学校令]]により、芋井国民学校に改称。
1947年（昭和22年）：学制改革により、芋井村立芋井小学校に改称。同時に、芋井村立芋井小学校第一分校、第二分校、第三分校を開校。
1954年（昭和29年）：芋井村の長野市への編入合併に伴い、長野市立芋井小学校および同第一分校、同第二分校、同第三分校に改称。
1956年（昭和31年）：校章を制定。
1966年（昭和41年）：長野市立芋井小学校第三分校を廃校し、本校に統合。
1970年（昭和45年）：飯綱冬季分室を廃校。
1976年（昭和51年）：長野市立芋井小学校第二分校を廃校し、本校に統合。
2007年（平成19年）：長野市立芋井小学校第一分校を休校、事実上本校に統合。創立・統合100周年記念祝典を開催。

第一分校

1908年（明治41年）：開校。
2007年（平成19年）：児童数減少のため、閉校式を開催し、休校。

建物の概要

本校舎

1977年より現在の校舎を使用しています。

第一分校

木造2階建ての校舎と体育館があり、プールとグラウンドも完備されていました。

第ニ分校跡

現在は芋井社会会館となっています。当時の建物は現存しませんが、プールとグラウンドの跡が残っており、廃校時の石碑が設置されています。

学校行事

運動会
音楽会
宿泊体験学習：全校児童で一晩を過ごし、休校中の第一分校で行われます。（2009年より）
わくわく祭
神代桜の集い
ふるさと探検学習
スキー教室：全校児童がスキー場で行います。

校区

2021年現在、2007年4月1日より第一分校区が休校扱いとなり、全学年が本校区に通学しています。

本校区

上ケ屋（一部）、泉平、入山（一部地域は5・6年生のみ）、桜、鑪、富田、広瀬（一部）

第一分校区

広瀬（一部）、入山（一部地域・4年生まで）

進学先中学校

長野市立芋井中学校（開校 - 2012年3月31日）
長野市立西部中学校（2012年4月1日 - 現在）

関連項目

長野県小学校一覧

脚注

外部リンク

* 長野市立芋井小学校

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