開星中学校・高等学校

開星中学校・高等学校について

開星中学校・高等学校（かいせいちゅうがっこう・こうとうがっこう）は、島根県松江市西津田に位置する私立の中学校と高等学校です。通称は「開星」であり、全国的に同名の学校が存在するため、「島根開星」と呼ばれることもあります。

設置形態

開星中学校・高等学校は、中学校と全日制の高等学校を設置しており、普通科には特別進学コース、総合コース、中高一貫コースの3つが設けられています。また、かつて存在した調理科は2008年度をもって募集を停止しました。

沿革

、開星中学校・高等学校の歴史は1924年に始まります。この年、大多和音吉・タカ夫妻が松江ミシン裁縫女学院を創立しました。続く年に松江洋裁女学校に改称し、さらに中学校・高等学校への発展を経て、1948年に松江家政高等学校として新たにスタートを切ります。その後、1994年に開星中学校を設立し、高校も開星高等学校に改称されました。

部活動

部活動が盛んで、特に硬式野球部は全国大会の出場歴が豊富です。これまでに夏の甲子園に10回、センバツに3回出場し、計13回の全国大会経験があります。県大会では10回優勝し、その歴史の中で6回準優勝しています。また、他の運動部や文化部も多彩で、柔道、サッカー、陸上競技、バレーボールなどさまざまな競技が行われています。文化部も吹奏楽や写真、美術、文芸など多岐にわたります。

不祥事

歴史の中で、1998年には不祥事が発生しました。この年の高校野球秋季大会での優勝や全国大会への出場権が、選手の転校に関する偽装が発覚したことにより、取り消される事態に至りました。この事件は選手や部長、監督に対して重大な影響を及ぼしました。

著名な出身者

開星中学校・高等学校は、数多くの著名なスポーツ選手を輩出しています。野球分野では、プロ野球選手の杉原洋や梶谷隆幸、糸原健斗らがその名を知られています。また、バレーボール選手では浅津ゆうこや神田さくらなどが有名です。テニス選手の錦織圭は中学時代に在籍し、柔道分野でも松村颯祐という選手が知られています。

まとめ

開星中学校・高等学校は、教育とスポーツの両面で多くの成果を上げている学校です。生徒たちは学問だけでなく、各種部活動においても活躍しており、地域社会においても存在感を示しています。

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