間橋香織

間橋香織 - 元女子バレーボール選手の経歴

間橋香織（まばし かおり、1996年11月18日生まれ）は、日本の元女子バレーボール選手で、その才能と努力から多くのファンに愛されています。彼女は埼玉県岩槻市出身で、2人姉妹の次女として育ちました。バレーボールへの興味は小学1年生の頃に両親の影響を受けて始まり、早くからその才能を発揮していきました。

バレーボールのキャリアの始まり

2011年12月、間橋はさいたま市立柏陽中学校の選手として全国都道府県対抗中学バレーボール大会に埼玉県代表として選出されます。その後、春日部共栄高校に進学し、3年生の時には主将を務めました。在学中には全日本バレーボール高等学校選手権大会やインターハイに出場し、注目を集めました。特に2014年7月には台湾で開催されたアジアジュニア選手権で銀メダルを獲得し、自身もベストオポジット賞を受賞するなど、ジュニアレベルでの活躍が目立ちました。

プロ選手としての道

2015年4月、間橋は日立リヴァーレに入団し、同年5月にはアジア選手権、9月には世界ジュニア選手権で日本代表に選ばれました。そして10月にはプレミアリーグでデビューを果たしました。その後も実力を発揮し続け、2017年にはアジアU-23女子バレーボール選手権に代表選手として出場、優勝を経験しました。

移籍と怪我

2019年5月、間橋は日立リヴァーレからの退部を発表し、移籍を希望しました。7月にはKUROBEアクアフェアリーズへの移籍が発表され、新たな環境での挑戦が始まりました。しかし、2021年1月には右膝半月板を損傷し、手術を受けることとなりました。この怪我は彼女にとって大きな試練であり、プロとしてのキャリアにも影響を与えました。

引退とその後

2022年5月31日、間橋は現役引退を発表しますが、彼女のキャリアはここで終わりではありません。2024年9月、彼女はKUROBEに広報として復帰し、新たな出発を切ることとなりました。このように、間橋香織はプロ選手としての活躍に加え、引退後もバレーボール界に貢献し続ける姿勢を示しています。

個性と人柄

ファンからは「かおりんご」という愛称で親しまれる間橋。人懐っこい性格と明るい笑顔で多くの人々に愛されています。彼女は練習前には勤務先のカフェでハンドドリップでコーヒーを提供しながら、食事や飲み物の提供を行っています。こうした彼女の日常は、選手としての厳しいトレーニングとともに、多彩なスキルを持つ彼女の人柄を表しています。

バレーボールの成績

間橋の球歴には、ユース代表やジュニア代表としての参加があり、2013年の世界ユース大会で5位、2014年のアジアジュニア大会で準優勝を果たしました。また、個人成績ではV.LEAGUE Division1でも目覚ましい成果を残しています。

メディア出演

間橋はYouTubeやテレビ、ラジオなど多彩な媒体に登場しており、KUROBEアクアフェアリーズの選手として様々なプロモーションにも参加しています。

彼女の経歴を知ることで、間橋香織がどれほどの努力を積み重ね、多くの人に影響を与えているのかを感じることができます。

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