関ジャニ∞ 47都道府県ツアー UPDATE
『関ジャニ∞ 47都道府県ツアー UPDATE』は、人気グループ関ジャニ∞による全国ツアーで、
2019年11月6日に大阪で始まり、
2020年4月29日の沖縄公演を目指していた。しかし、新型コロナウイルスの影響により、公演の大半が中止となってしまった。
ツアー概要
このツアーは、2007年の『全国47都道府県 完全制覇!! 関ジャニ∞ えっ!ホンマ!?ビックリ!! TOUR 2007』以来、約12年ぶりとなる47都道府県を巡るイベントであった。当初のタイトルは『関ジャニ∞ 47都道府県ツアー Upd8』であったが、後にタイトルが変更された理由は明かされていない。
本ツアーの特徴は、会場のキャパシティが縮小され、各公演の収容人数が1000人前後という規模であることだ。例えば、最小の収容人数を持つ
高知県・須崎市民文化会館は964人であった。また、メンバーの多忙もあり、36日間で47公演を行うという厳しいスケジュールが組まれていた。
さらに、このツアーは関ジャニ∞にとって、4人になってからの初の公演という意味も持っており、特別なイベントとなった。
セットリストと公演のスタイル
本ツアーでは、バンドによる演奏を取り入れた「バンドバージョン」と、ダンス曲をメインにした「ダンスバージョン」の2形態に分けられた。これは、楽器の搬入や会場の広さを考慮したためであり、ワンマンライブでは初の試みであった。公演ごとに異なるセットリストが用意され、一部の公演ではその美しさと迫力がファンの心をつかんだ。
公演の中止
ツアーは、
2020年3月以降の公演が感染拡大の影響で中止されることになった。最初の中止発表は3月7日で、既に予定されていた公演が次々と延期または中止されていった。最終的には全公演が中止となり、グループは未来の公演に向けて調整を続けるというメッセージを発信した。
連動企画と特典
本ツアーに関連した特別企画も行われており、例えばファンクラブ限定の動画コンテンツ『
関ジャニ∞TV』や、「GR
8EST BOY」による旅行記『47diary』が用意された。これらの企画は、ツアーの途中での中止にも関わらず、ファンとの繋がりを維持するための取り組みであった。
また、ツアーの物販では、最新シングル『友よ』の特典としてライブTシャツが販売されたり、会場限定の缶バッジが配布されたりと、ファンを楽しませる工夫が盛り込まれていた。
今後の展望
関ジャニ∞は2021年以降に向けての再開を計画しており、今回のツアー中止は決して終わりではないと信じている。今後もファンと共に素晴らしい瞬間を共有できる日を心待ちにしている。これまでの経験を活かし、更なる飛躍を目指していくことが期待されている。