関東学院大学ハリケーンズ

関東学院大学ハリケーンズ

関東学院大学アメリカンフットボール部「ハリケーンズ」は、神奈川県横浜市にキャンパスを置く関東学院大学の体育会に属するアメリカンフットボールチームです。チームの愛称は「ハリケーンズ（HURRICANES）」で、英文名称は「KANTO GAKUIN UNIVERSITY FOOTBALL CULB」と表記されます。本チームは、関東学生アメリカンフットボール連盟に加盟し、そのリーグ戦を中心に活動を展開しています。

現在の主な練習拠点は、横浜市六浦地区に位置しており、京浜急行線の金沢八景駅や追浜駅が最寄り駅となります。

沿革

チームの歴史は古く、1964年に創部されました。当初のチーム愛称は「ボンバーズ」でしたが、1993年には現在の「ハリケーンズ」に改称され、新たなスタートを切りました。チームは着実に力をつけ、1998年には関東学生アメリカンフットボール連盟の1部リーグへの昇格を果たします。しかし、その後は厳しい戦いが続き、2013年には再び2部リーグへの降格を経験しています。

近年の戦績（1999年〜2012年：1部リーグ時代）

1部リーグ昇格後、チームはリーグ上位進出を目指して激しい戦いを繰り広げました。1999年は1部Aブロックで2勝4敗の順位6位となり、1部残留をかけた入替戦では神奈川大学に20対7で勝利し、リーグ残留を決めています。翌2000年も1部Bブロックで1勝5敗と苦戦し順位は6位でしたが、入替戦で山梨学院大学を14対10で破り、再び1部残留を果たしました。

2001年には1部Aブロックで3勝3敗と勝率を五分に戻し順位は4位。2002年には1部Aブロックで3勝2敗1分とさらに成績を向上させ、順位も3位に浮上しました。2003年も1部Aブロックで3勝3敗の4位と安定した成績を残しました。

しかし、その後は再び苦しいシーズンが続きます。2004年は1部Bブロックで2勝4敗の5位。2005年は1部Aブロックで1勝5敗の7位。2006年も1部Aブロックで2勝5敗の6位となりました。2007年は1部Bブロックで3勝4敗の4位、2008年も同ブロックで3勝4敗の5位と、勝利数が伸び悩む時期が続きました。

2009年は1部Bブロックで2勝5敗の6位。2010年も同ブロックで3勝4敗の5位となり、一橋大学との試合ではタイブレークまでもつれ込む接戦を3対0で制しています。2011年、2012年も1部Bブロックでいずれも2勝5敗の6位という成績でシーズンを終え、この期間をもって2013年の2部降格へとつながりました。2013年以降の詳しい戦績情報は、提供された資料には含まれていません。

在籍した主な選手

チームの歴史には、数々の才能あふれる選手たちが名を連ねています。関東学生アメリカンフットボール連盟の過去の公式記録にもその活躍が刻まれています。

小谷 亮太（WR）：1996年から1999年にかけて在籍。1999年にはレシーブランキングで10位に入りました。
安斎 宏享（QB）：1997年から2000年に在籍し、2000年にはパッシングランキング6位の成績を残しました。
隅田 諭史（RB）：1997年から2000年に在籍し、2000年のラッシングランキングで10位となりました。
八柳 豪（WR）：1998年から2001年に在籍し、2000年のレシーブランキング6位に入りました。
東城 学将（OL）：1999年から2002年に在籍しました。
猿渡 慶太（RB）：1999年から2002年に在籍。2001年、2002年と2年連続でラッシングランキング3位となる活躍を見せました。
川添 康正（QB）：1999年から2002年に在籍。2001年にはパッシングランキングで1位に輝きました。
山田 象平（WR）：2000年から2003年に在籍。2001年にはレシーブランキング1位、2002年にも8位と、長きにわたり活躍しました。
佐藤 翼（RB）：2000年から2003年に在籍し、2003年のラッシングランキング7位に入りました。
小松 和幸（QB）：2000年から2003年に在籍し、2003年のパッシングランキング7位となりました。

これらの選手たちは、それぞれのポジションでチームを牽引し、1部リーグでの戦いを支えました。

チームは現在も、関東学生アメリカンフットボール連盟の一員として活動を続けています。最新の情報や活動状況については、公式サイトやSNSなどを参照してください。

もう一度検索