関西コミティア

関西コミティアとは

関西コミティアは、年3回（1月、5月、10月）に関西で開催される、創作（オリジナル）ジャンル限定の同人誌即売会です。インテックス大阪または京都パルスプラザを会場としており、2024年現在、コミティアの姉妹イベントである「地方コミティア」の中で最大の規模を誇ります。また、関西地区における創作オンリーの即売会としても最大規模を誇り、多くのクリエイターとファンが集う場となっています。

歴史

関西コミティアの歴史は、1993年4月に「コミティアin大阪」として浪速地所本社浪速ビル貸スペース「スペース・ヌゥー」で第1回が開催されたことから始まりました。初期は小規模な会場での開催でしたが、回を重ねるごとに規模を拡大し、会場も変遷してきました。

初期:
1994年9月の第4回より神戸サンボーホール（神戸市）で開催。
1995年3月に予定されていた「コミティアin大阪5」は、サンボーホールが震災復興のために使用されたため中止。
1995年8月に新大阪センイシティー（大阪市）で改めて開催。
その後は、新大阪センイシティーと復旧したサンボーホールのいずれかで開催。
1997年5月の第10回開催を機に、「関西コミティア」に名称変更。
同時に、情報誌『ティアズマガジンおおさか』も『ティアズマガジンかんさい』に誌名変更。
規模拡大と会場変更:
1999年には、チラシに村田蓮爾を起用するなど、東京コミティアの姉妹イベントとしての性格を明確化。
東京コミティアで頒布された同人誌の委託販売コーナーも設置。
この時期の規模は250スペース程度。
2006年6月の「関西コミティア28」より大阪OMMビル2階Aホールに会場を移転。
同年10月開催の「関西コミティア29」からはA・Bホールを合わせて使用し、400スペース規模に拡大。
2010年5月の「関西コミティア36」には、雑誌出張編集部が初出展。
この頃には700スペース規模まで拡大。
天満橋OMMビル2階展示ホールA・B・Cを全館使用。
しかし、次第に3ホールでもスペースが不足し、2016年には落選者が出るほどになった。
2017年5月の「関西コミティア50」では、50回記念としてインテックス大阪で初開催。1500スペース規模。
年3回開催へ:
2019年より年3回開催へと変更。

特徴

関西コミティアは、創作オンリーの同人誌即売会として、他のイベントとは一線を画しています。

オリジナル作品限定:
二次創作は不可で、オリジナル作品のみが頒布対象です。
これにより、作家の創造性と個性が尊重される場となっています。
多様なジャンル:
漫画、イラスト、小説、ゲーム、音楽など、様々なジャンルの創作物が集まります。
幅広いクリエイターと出会うことができます。
地方コミティア最大規模:
地方開催のコミティアの中では、最大の規模を誇ります。
関西圏を中心に、全国から多くの参加者が集まります。
交流の場:
クリエイター同士の交流や、ファンとの交流も活発に行われています。
創作活動の刺激となる場です。

参照

コミティア
関西コミティア公式ホームページ

関西コミティアは、創作活動を愛する人々にとって、作品を発表し、交流を深めるための重要なイベントです。今後も、多くのクリエイターの活躍の場として、発展していくことが期待されます。

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