関西囲碁オープントーナメント

関西囲碁オープントーナメント

関西囲碁オープントーナメントは、2020年に創設された日本の囲碁の棋戦です。この棋戦は、プロ棋士だけでなくアマチュアも参加できる点が特徴で、囲碁界の活性化に貢献しています。主催は日本棋院、特別協賛は阪急電鉄、協力は関西棋院と阪急阪神ホテルズが行っています。

概要

このトーナメントは、以下の5つのクラスに分かれて開催されます。

トップクラス
Aクラス
Bクラス
Cクラス
Dクラス

CクラスとDクラスにはアマチュアも参加可能で、プロを目指す若手や、腕自慢のアマチュア棋士にとって、貴重な対局の機会となっています。第1回は「コロナ禍救済支援企画」として開催されました。

各クラスの優勝者には、以下の賞金が授与されます。

トップクラス: 100万円
Aクラス: 70万円
Bクラス: 60万円
Cクラス: 50万円
Dクラス: 40万円

出場選手

出場資格は、日本棋院関西総本部または関西棋院に所属し、参加を希望する棋士および院生です。アマチュアの場合は、関西在住のトップアマ・トップ女流アマ、および全日本女流アマベスト16に入賞した選手に出場資格が与えられます。

方式

参加者は、自身の成績に応じて5つのクラスに振り分けられます。各クラスで予選トーナメントが行われ（トップクラスは予選なし）、予選を通過した選手による本戦トーナメントで、各クラスの優勝者が決定されます。持ち時間は、本戦1,2回戦が1時間、本戦決勝戦が3時間です。コミは6目半。

本戦トーナメントでは、対局の模様が解説される解説会も実施され、観戦者も囲碁の奥深さを楽しむことができます。

各クラスの詳細

トップクラス: 賞金ランキング上位の日本棋院棋士4名と関西棋院棋士4名、計8名が本戦トーナメントに出場します。
Aクラス: トップクラスに次ぐ上位の日本棋院棋士8名と関西棋院棋士16名が予選トーナメントに出場し、本戦トーナメントには各棋院4名ずつ、計8名が進出します。
Bクラス: Aクラスに次ぐ上位の日本棋院棋士8名と関西棋院棋士16名が予選トーナメントに出場し、本戦トーナメントには各棋院4名ずつ、計8名が進出します。
Cクラス: Bクラスに次ぐ上位の日本棋院棋士12名と関西棋院棋士16名、関西のトップアマ20名程度が予選トーナメントに出場します。本戦トーナメントの枠は各棋院3名ずつとトップアマ2名の計8名です。
Dクラス: その他の日本棋院棋士・関西棋院棋士および院生（関西棋院院生10名程度、日本棋院院生5名程度）、女流アマ（全日本女流アマベスト16および関西の女流トップ20名程度）が予選トーナメントに出場します。本戦トーナメントの枠は各棋院3名ずつ（院生含む）と女流アマ2名の計8名です。

第1回・第2回のDクラスの本戦枠は、各棋院2名ずつ、女性アマ2名、アマ七・八段位保持者2名でした。

外部リンク

関西囲碁オープントーナメント - 公式サイト
日本棋院の紹介ページ'>関西囲碁オープン - 日本棋院
関西囲碁オープントーナメント (@kansaiop2023) - X（旧Twitter）

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