関西学院大学総合政策学部

関西学院大学総合政策学部

関西学院大学総合政策学部は、兵庫県の神戸三田キャンパスに設置されている学部です。1995年、阪神・淡路大震災の年に、34年ぶりの新学部として開設されました。

概要

「自然と人間の共生、人間と人間の共生」を理念に掲げ、社会の様々な問題に対する解決策の考案や、政策立案能力を養うことを目的としています。具体的には、以下のような分野を扱っています。

環境政策: 自然環境や人間社会の問題を捉え、持続可能な発展へと社会を転換させる方策を探求します。
都市政策: 人々が心豊かに暮らせる都市空間の創造を目指し、先進国・発展途上国を問わず、都市化に伴う社会問題の解決を探ります。
国際政策: 異文化理解を基礎として、環境と経済の統合を目指し、持続可能な国際発展や人権保障のための協力体制を研究します。

2021年4月には、以下の5つの点を重視した大幅なリニューアルが行われました。

1. 多面的・学問横断的に学ぶ
2. 国際的に学ぶ
3. データを用いながら学ぶ
4. 学内・学外で学ぶ
5. 社会に発信・説明できるように学ぶ

沿革

1986年: 第１期「大学将来計画委員会」答申を大学評議会に提出。
1989年: 兵庫県と「北摂土地譲渡契約」を締結。
1990年: 「新学部設立検討委員会」設置を大学評議会が承認。
1991年: 北摂土地利用問題に関して、大学独自の「校地問題検討特別委員会」を設置。
1992年: 大学評議会が神戸三田キャンパスに総合政策学部設置案を承認。
1995年: 関西学院大学神戸三田キャンパスに総合政策学部総合政策学科を開設。
1999年: 大学院総合政策研究科・総合政策専攻修士課程を設置。
2000年: ランバス記念礼拝堂献堂式。
2001年: 大学院総合政策研究科・総合政策専攻博士課程を設置。西宮上ヶ原キャンパスとのシャトルバス運行開始。
2002年: メディア情報学科を設置。神戸三田キャンパスに理学部が理工学部として設置。
2005年: 三田市と連携協力に関する協定を締結。神戸三田キャンパス開設10周年。
2009年: 都市政策学科、国際政策学科設置。
2013年: OB・OGへアカデミックコモンズお披露目会を開催。
2020年: 総合政策学部開設25周年。
2021年: 総合政策学部を再編し、総合政策学部と建築学部に改組。理工学部も再編され、理学部、工学部、生命環境学部が開設。

学科

2021年度より、学部収容定員は大幅に変更され、1学年495名となっています。学部一括入試が行われており、学科所属は2年次からとなります。

総合政策学科
メディア情報学科
都市政策学科
国際政策学科

著名な出身者

政治: 濱村進 (元衆議院議員)
研究・教育: 石立善 (哲学, 上海師範大学教授), 金子絵里乃 (日本大学文理学部教授), 吉武優 (英語講師)
芸能: 津田麻莉奈 (元SDN48メンバー), 田中惇之 (俳優、モデル), 愛甲千笑美 (モデル), 儀間太久実 (口笛奏者)
アナウンサー: 安西陽太 (元テレビ朝日アナウンサー), 河本光正 (毎日放送アナウンサー), 大橋聡子 (福島中央テレビアナウンサー)
その他: 澁谷梨絵 (農家、5つ星お米マイスター、シブヤ代表取締役)

外部リンク

関西学院大学 総合政策学部・大学院総合政策研究科

もう一度検索