阿呆鳥のオールナイトニッポン

『阿呆鳥のオールナイトニッポン』は、ニッポン放送の深夜放送「オールナイトニッポン」の第2部で、1981年10月6日から1983年6月29日まで放送されていたラジオ番組です。

パーソナリティを務めたのは、三人組音楽グループの阿呆鳥。彼らの個性的なトークと音楽が、深夜のリスナーを楽しませました。

放送時間

1981年10月6日 - 1982年3月30日：火曜2部（水曜日午前3:00〜5:00）
1982年4月7日 - 1983年6月29日：水曜2部（木曜日午前3:00〜5:00）

番組概要

番組開始当時、阿呆鳥は1981年8月21日にシングル『物語』でメジャーデビューしたばかりでした。番組は、メンバーの菊池章夫（くまさん）を中心に進行。放送開始から間もない1981年11月頃には、週に800〜1000枚ものハガキが寄せられるほどの人気を集めました。番組プロデューサーは石原信和が担当しました。

阿呆鳥のメンバーは、時折、地元の福島弁を交えた親しみやすいトークを展開。番組では、旅愁を誘うような楽曲が選曲されることが多く、阿呆鳥のメジャーデビュー曲『物語』を全編福島弁で歌ったところ、リスナーから大きな反響があったそうです。

また、シュガーなどのゲストが出演することもあったようです。（1983年1月頃）

主なコーナー

おらがくにさの名物人物コーナー
地方ならではの面白い人物の情報をリスナーから募集するコーナー。当初はリスナーが通う学校の"名物先生"を紹介する企画でしたが、「面白いのは先生だけじゃない」というリスナーからのハガキがきっかけで、企画内容が変更されました。
大県人会
阿呆鳥自身と、春日八郎、西田敏行、秋吉久美子、中畑清、江川卓といった福島県出身者や福島県にゆかりのある有名人を集めて盛り上がろうという企画。
* どうしたら１部に上がれるかコーナー
リスナーから、全国ネットのオールナイトニッポン1部（午前1:00〜3:00）に昇格するためのアイデアを募集するコーナー。「署名運動をして200人くらいの署名を集める」「ニッポン放送の前でハンストをやってみる」など、ユニークな案が寄せられました。

ネット局

当時のオールナイトニッポン2部のネット局で放送されていました。

阿呆鳥の個性とリスナーとの交流が魅力的な番組でした。

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