阿部弘樹

阿部 弘樹のプロフィールと経歴

阿部 弘樹（あべ ひろき）は、1961年12月15日生まれの日本の政治家、精神科医、そして神職です。日本維新の会に所属し、衆議院議員として初めて当選した政治家でもあります。また、彼は津屋崎町長としても1期を務めたことがあり、さらに福岡県議会議員として3期を重ねる経験を持っています。現在は衆議院の法務委員会のメンバーとして活動しています。

生い立ちと医療キャリア

阿部は福岡県の津屋崎町に生まれ、神職の家庭で育ちました。若い頃から病気回復を願う多くの高齢者と接し、自身の体調が優れなかったこともあって医療の道を志すようになりました。彼は熊本大学医学部を卒業し、ウィーン大学の研究所での留学を経て、熊本大学大学院医学研究科を修了しました。

卒業後は熊本県庁や粕屋保健所、さらには旧厚生省精神保健福祉課などで勤務し、医療分野でのキャリアを積んでいきます。38歳の若さで町長に転身し、その活動は透明性と効率性を重視したものでした。

政治キャリア

2005年には津屋崎町が福間町と合併し、福津市が新たに誕生しました。この際、彼は市長選挙に立候補するものの、惜しくも落選。その後、河野病院に副院長として就職し、2007年から院長を務めるなど、医療現場でも重要な役割を担っていました。

2009年には福岡県議会議員補欠選挙に立候補し見事当選。2011年には自由民主党の公認を得て再選を果たし、2015年には無投票で再選を迎えます。しかし2019年には自民党が新人の吉田浩一を推薦し、それが原因で落選する結果となりました。

衆議院議員への道

2021年10月には、第49回衆議院議員総選挙において福岡4区から日本維新の会の公認を受けて立候補。小選挙区では自民党の宮内秀樹に敗北したものの、比例九州ブロックで復活し、衆議院議員として初当選を果たしました。

次に、2022年4月に維新の福岡県総支部の代表に就任しましたが、その後2023年の県総支部の代表選挙では天野浩に敗れ、同日付で退任することになりました。

現在と今後の活動

阿部弘樹は、神職や精神科医のバックグラウンドを活かし、地域の発展や医療政策に注力しています。彼の政治活動は、特に地域住民の福祉と精神的健康に焦点を当てており、今後も多くの人々に影響を与えていくことでしょう。彼の名前は、今後も福岡県や日本全体の政治の中で響いていくことでしょう。

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