陸前高田市消防本部

陸前高田市消防本部について

陸前高田市消防本部は、岩手県陸前高田市に所在する消防機関です。市民の安全と安心を守るため、消防業務を遂行しています。以下に、その詳細をまとめました。

概要

• - 消防本部所在地: 岩手県陸前高田市高田町字栃ヶ沢210番地2
• - 管轄区域: 陸前高田市全域
• - 管内面積: 232.29平方キロメートル
• - 職員定数: 35人
• - 消防署: 1ヶ所

主力機械（2020年4月1日現在）

陸前高田市消防本部は、以下の車両を保有し、各種災害に対応しています。

• - 普通消防ポンプ自動車：2台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：2台
• - 救急車：3台
• - 指揮車：1台
• - 支援車：1台
• - 無線中継車：1台
• - 連絡車: 2台

沿革

陸前高田市消防本部は、以下の歴史を歩んでいます。

• - 1955年1月1日: 陸前高田市役所民生課に消防係を設置。
• - 1957年12月1日: 陸前高田市消防本部を開設。
• - 1963年10月1日: 陸前高田市消防署を開設。
• - 1965年2月15日: 消防庁舎が移転。
• - 1970年1月28日: 救急車を配備。
• - 1978年2月25日: 消防新庁舎が落成。
• - 1998年12月15日: 高規格救急車を配備。
• - 2011年3月11日: 東日本大震災により、大津波で殉職者1名、本部庁舎が全壊するなどの甚大な被害を受ける。
• - 2014年12月16日: 本部庁舎が再建され、運用を開始。

組織

陸前高田市消防本部は、以下の組織で構成されています。

• - 本部

- 管理係
- 警防係
- 予防係

• - 消防署

- 管理係
- 警防係
- 予防係

東日本大震災での被害と復興

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、陸前高田市も甚大な被害を受けました。消防本部も例外ではなく、津波により職員1名が殉職、庁舎が全壊するという壊滅的な状況となりました。しかし、関係者の尽力により、2014年12月には本部庁舎が再建され、消防業務を再開することができました。この経験を教訓に、より強固な防災体制を構築し、市民の安全を守るための活動を続けています。

参考文献

• - 平成28年消防年報（陸前高田市消防本部）
• - Jレスキュー2011年7月号(イカロス出版、JAN 4910151790711)

外部リンク

• - 陸前高田市 防災・消防

陸前高田市消防本部は、市民の生命と財産を守るため、日々活動しています。災害時には迅速な対応を行い、市民の安全確保に努めています。

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