雅駿介

雅 駿介 - 日本の総合格闘家とキックボクサー

雅駿介（みやび しゅんすけ）は、1994年5月4日生まれの日本人男性総合格闘家で、元キックボクサーです。千葉県市川市出身で、CAVEに所属し、ムエタイオープンライト級、SUK WAN KINGTHONGライト級、WMC日本ライト級の各タイトルを持つ優れた選手です。

来歴

キックボクシングとムエタイの始まり

雅は15歳の時に地元のキックボクシングジムに入会し、そこから彼の格闘技の人生が始まりました。国士舘大学に進学後、キックボクシング部に加入し、さらなる腕を磨きました。その後、梅野源治に魅せられ、PHOENIXジムに移籍。2014年にはKAMINARIMON全日本トーナメントで65kg級優勝を果たし、同年11月には全日本学生キックボクシング連盟ライト級王座を獲得しました。

2015年3月にはプロデビューを果たし、その後も精力的に試合を重ねていきました。2019年のMuay Thai Openでは、王者の翔・センチャイジムに挑み、判定勝ちを収めてムエタイオープンライト級王者となります。同年4月にはWMC日本ライト級王座挑戦者決定戦で藤野伸哉をKOし、挑戦権を獲得。6月にはSUK WAN KINGTHONGライト級王座を獲得し、8月にはKNOCK OUTに初参戦し、TKO勝利を収めました。

さらなる挑戦

2019年10月には、REBELSでスアレック・ルークカムイとの暫定王座決定戦に挑みましたが、残念ながら判定で敗れてしまいます。その後、12月にはWMC日本ライト級タイトルを獲得し、自身のキャリアで3本目となる日本タイトルを手にしました。

転身と総合格闘技への道

2020年4月28日、雅はキックボクシングから引退し、総合格闘技への転向を発表します。2021年にはDEEPの100回目となるアニバーサリーイベントで総合格闘技デビューを果たし、デビュー戦ながら高い適応能力を示し、2R判定勝ちを収めました。この試合では、ムエタイのテクニックを駆使し、格闘技の新たな舞台でもその才能を証明しました。

戦績と獲得タイトル

雅は、キックボクシングと総合格闘技の両方で輝かしい戦績を持ちます。彼が獲得したタイトルには、2014年度学生キックライト級王者、KAMINARIMON全日本トーナメント65kg級優勝、ムエタイオープンライト級王者、SUK WAN KINGTHONGライト級王者、WMC日本ライト級王者があります。

結論として、雅駿介は日本の格闘技界において非常に重要な選手であり、キックボクシングから総合格闘技へと進化を遂げながら、さらなる高みを目指しています。彼の今後の活躍から目が離せません。

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