雨が降る

坂本真綾の16枚目のシングルとして2008年10月29日にリリースされた「雨が降る」は、アニメ『鉄のラインバレル』のエンディングテーマとして多くのファンに親しまれています。

楽曲について

前作「トライアングラー」から約半年ぶりのリリースとなった本作は、坂本真綾自身が作詞を手掛け、作曲をかの香織が担当。繊細な歌詞とメロディが、アニメの世界観と見事に調和し、楽曲の魅力を引き立てています。

カップリング曲の「プラリネ」は、ナッツ類に砂糖と水を加えて煮詰めたもので、ケーキなどの装飾によく用いられます。楽曲そのものの甘美さや、ほろ苦さを表現しているかのようです。

作曲のかの香織、山沢大洋の両名とも、坂本真綾とのコラボレーションは今作が初めてとなりました。

収録曲

1. 雨が降る
作詞：坂本真綾 / 作曲：かの香織 / 編曲：斎藤ネコ
アニメ『鉄のラインバレル』エンディングテーマ
2. プラリネ
作詞：坂本真綾 / 作曲：山沢大洋 / 編曲：武藤星児
3. 雨が降る -without maaya-
インストゥルメンタルバージョン
4. プラリネ (1+1)
* ピアノとボーカルのみで構成された特別なアレンジ。ピアノ演奏は泰輝が担当。

「プラリネ (1+1)」は、2曲目の「プラリネ」を、ボーカルとピアノのみで再構築したバージョンで、オリジナルとは異なる、よりシンプルで感情的な響きが特徴です。泰輝の繊細なピアノ演奏が、楽曲の新たな魅力を引き出しています。

その他

累計出荷枚数は2.1万枚を記録。

「雨が降る」は、2015年にTRUSTRICKによってカバーされ、トリビュートアルバム『REQUEST』に収録されました。原曲とは異なるアプローチで、楽曲の新たな一面を表現しています。

このシングルは、坂本真綾の音楽性の幅広さと、常に新しい挑戦を続ける姿勢を示す作品と言えるでしょう。アニメファンのみならず、多くの音楽ファンに愛される作品です。

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