雪月花 -The end of silence-/斬〜ZAN〜

雪月花 -The end of silence/斬 〜ZAN〜の概要

「雪月花 -The end of silence/斬 〜ZAN〜」は、GACKTが2009年12月9日にリリースした両A面シングルであり、彼の36枚目のシングルにあたります。この作品はソロデビュー10周年を祝う意味を持ったもので、2009年の最後のシングルとして位置づけられています。前作「The Next Decade」から約4か月の間隔で発表され、15thシングルの「Lu:na/OASIS|Lu:na_OASIS」以来、6年ぶりとなる両A面シングルです。

また、本作にはDVD付きの限定版も用意されており、これは29thシングル「GHOST」以来の試みです。ちなみに、前に両A面としてリリースされた「Lu:na/OASIS|Lu:na_OASIS」では既出の曲が使用されていましたが、「雪月花」と「斬」はどちらも新曲であり、特にゲームとのタイアップが施されています。このシングルが最後に日本クラウンから発売されたものであり、その後は全てエイベックスからのリリースとなる点も特筆です。

収録曲詳細

• - 雪月花 -The end of silence-

この曲は、コーエーの「戦国無双3」のエンディングテーマとして使用されています。「春夏秋冬」のテーマに基づく4部作の一部であり、特に視覚的な要素が映えるミュージックビデオも注目です。ビデオの撮影にはギタリストのShun、ベーシストのNi～ya、そしてドラマーのTSUKASAが特別ゲストとして参加しています。この曲はアルバム『LAST MOON』にも収録されており、コンピレーション・アルバムではアウトロが差し替えられたミックスバージョンも楽しめます。

• - 斬 〜ZAN〜

「斬」は、同じくコーエーの「戦国無双3」のイメージソングとして提供されました。ゲーム内では、特定の条件を満たすことでこの楽曲を戦闘中のBGMとして流せる仕組みが導入されており、プレイヤーに特別な体験を提供しています。この曲のライブ初パフォーマンスは、GACKTの別名義のグループ、「YELLOW FRIED CHICKENz」のライブで行われ、GACKT名義で演奏されたのはその6年後のツアーでのことでした。また、「斬」も『LAST MOON』に収録されており、さらにミックス違いのバージョンがコンピレーション・アルバム『GACKT WORLD TOUR 2016 LAST VISUALIVE 最期ノ月 -LAST MOON-』に収められています。

• - Instrumentalバージョン

両曲にはインストゥルメンタルバージョンも収録されており、歌詞なしで音楽そのものを楽しむことができます。

特典と外部情報

初回限定盤には「雪月花 -The end of silence-」のPVも収録されており、視覚的な魅力を提供しています。また、公式サイトには特設ページが設けられており、最新情報や特典に関して確認することができます。

総評

「雪月花 -The end of silence/斬 〜ZAN〜」は、GACKTのディスコグラフィにおいて特別な位置を占める作品です。音楽だけでなく、ゲームとの関係性やビジュアルによる魅力が融合したこのシングルは、ファンにとって一つの大きなメモリアルとなっています。

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