青い鳥 (ザ・タイガースの曲)

ザ・タイガースの「青い鳥」は、1968年12月1日にリリースされた8枚目のシングルです。この楽曲は、彼らの3枚目のアルバム『ヒューマン・ルネッサンス』からのシングルカットとして発表されました。

特筆すべきは、A面曲として初めてメンバー自身が作詞・作曲を手掛けた作品であるという点です。作詞・作曲は森本太郎が担当しました。ジャケット写真には、当時人気を博していた雑誌『明星』からの写真が提供されています。

「青い鳥」はオリコンチャートで最高4位（1968年12月23日付）を記録し、33.6万枚のセールスを達成しました。これは、ザ・タイガースの代表的なヒット曲の一つとして広く知られています。

収録曲は以下の通りです。

1. 青い鳥 (Blue bird)
作詞・作曲:森本太郎
アルバム収録バージョンとは異なり、サビの「青い鳥〜」の部分をアルバムでは森本太郎が歌っていましたが、シングルでは沢田研二が歌っています。

2. ジンジン・バンバン (Jinjin banban)
作詞:橋本淳　作曲:すぎやまこういち
オリジナル・アルバムには未収録の楽曲です。

「青い鳥」は、ザ・タイガースの音楽性の幅広さを示すとともに、メンバーの才能が開花した重要な作品と言えるでしょう。また、B面の「ジンジン・バンバン」はすぎやまこういちが作曲を手掛けており、こちらもファンにとっては見逃せない一曲です。グループの音楽的多様性と創造性を示す重要なシングルとして、今もなお多くの音楽ファンに愛され続けています。

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