青ちゃんのてるてるリクエスト

青ちゃんのてるてるリクエスト

『青ちゃんのてるてるリクエスト』は、1991年から2003年3月15日までMBSラジオで放送されていた音楽リクエスト番組で、司会を務めたのは当時のアナウンサー青木和雄でした。番組のアシスタントを担当したのは桜井一枝で、彼女と青木アナのコンビは多くのリスナーに親しまれました。このプログラムは毎週土曜日の午後に放送され、リスナーからの音楽リクエストを受け付ける人気の高い番組となりました。

放送時間の変遷

当初は『青ちゃんのまるごとリクエスト』というタイトルで1991年10月24日に『てるてるリクエスト』に改名されました。放送時間は最初は13:00から15:00でしたが、1994年10月からは放送枠が拡大され、最長で260分間の生放送が行われました。この拡大は、局の競馬中継枠の移行により実現したもので、放送の長さは聴取者に大きな喜びをもたらしました。

しかし、1995年1月17日に阪神・淡路大震災が発生した際、番組は急遽17:00からの特別番組に差し替えられることとなり、以降は放送時間が短縮されることになりました。最終的には、2001年4月から放送時間が固定され、15:00から16:45の間にリスナーに音楽を届けるスタイルが定着しました。なお、阪神タイガースのデーゲーム中継などに対応するため、当番組の放送時間も調整されることがあり、多様なニーズに応える番組でした。

番組の内容

1992年頃までのスポンサーは日産自動車で、関西地区の日産ディーラーによる支援がありました。このため、特別な冠名が付けられ、リスナーには多くの音楽を届けることができました。日産がスポンサーを降りた後は「MBSサタデーパーティー」として放送されましたが、時間の短縮に伴い、いつの間にか冠名は消えました。

リクエストはハガキや電話、FAXで受け付け、多様なジャンルの音楽リクエストが寄せられました。また、クイズコーナーもあり、リスナー参加型の番組として人気を博しました。1時間ごとに出題されるクイズの正解者には賞金が用意されており、 listeners were able to engage with the show in a fun and interactive manner.
ウクレレのイントロクイズなど、青木アナが得意とするコーナーも人気で、2020年まで続く伝統的な要素となりました。

番組は多くの日本の音楽ファンに愛され続け、青ちゃんと桜井アシスタントの魅力ある司会進行は、リスナーの心を掴む要因でもありました。音楽と共に多くの思い出が刻まれたこの『てるてるリクエスト』は、ラジオ文化の一部として今なお語り継がれています。

もう一度検索