青丘学院つくば中学校・高等学校

青丘学院つくば中学校・高等学校について

青丘学院つくば中学校・高等学校は、茨城県石岡市柿岡に位置する私立の中高一貫教育校です。この学校は、2009年に閉校した茨城県立八郷高等学校の跡地を利用し、施設を改修・増設して開校しました。他の一条校と同様に建国小学校・中学校・高等学校や大阪金剛インターナショナル、京都国際などと類似点はありますが、設立の歴史や韓国の認可の有無において独自の特性を持っています。

沿革と設立

2012年10月9日、青丘学院つくば中学校・高等学校の設置計画が茨城県私立学校審議会で承認され、翌年の2013年10月2日には設置認可が下りました。そして、2014年4月1日に正式に開校しました。これにより、この地域における教育の選択肢が広がりました。

教育の特色

青丘学院では、日本語・韓国語・英語の三言語を使用する独自のカリキュラムが設定されています。授業では主に日本語が用いられますが、日常会話の中で韓国語も混じることがあります。特に英語教育については重点を置いており、理系の授業では数学の時間も英語で行われることが多いです。英語、韓国語の授業時間は各学年で特に充実しており、中学校では韓国語が週4単位、高校ではそれに応じたコースで週4単位が設定されています。なお、英語は中学校・高等学校ともに週5～7単位の授業があります。

さらに、プレゼンテーションは三か国語で行うことを重視し、学生は国際的なコミュニケーション能力を育む機会が与えられています。原則全寮制の環境にありながら、通学生も選択できる柔軟な通学スタイルが特徴で、週39単位時間の授業が確保されています。月曜日から金曜日までの授業は1日7コマ、土曜日は4コマの授業が行われ、学年間の授業週数は40週となっています。

施設と学生生活

学校には新館、本館、特別教室棟、体育館が完備されており、男子寮の青雲堂と女子寮の師任堂が設置されています。学生寮は通常4人部屋ですが、現状では2～3名でシェアして使用しています。学生寮内では、学業と生活支援が変わらず行われています。

クラブ活動

学校ではさまざまなクラブ活動も盛んに行われています。運動部にはバドミントンやテニス、バレー、バスケットボールなどがあり、文化部には音楽部や翻訳部、演劇部など多岐にわたる活動が展開されています。このようなクラブ活動を通じて、学生たちは学業だけでなく、自らの興味や才能を伸ばす機会も得ています。

交通アクセス

交通手段としては、JR常磐線石岡駅から柿岡車庫行きの関鉄グリーンバスを利用し、旭町で下車することでアクセスが可能です。所要時間はおおよそ30分程度です。安全で快適な通学環境が整っています。

青丘学院つくば中学校・高等学校は、言語教育と多様な学習環境を提供することで、学生一人ひとりの成長を支援しています。

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