青井忠雄

青井忠雄

青井忠雄（あおい ただお、1933年3月3日 - ）は、日本の実業家であり、かつて丸井株式会社の社長を務めました。

経歴

東京都で生まれ、1955年に早稲田大学第一商学部を卒業後、株式会社丸井に入社しました。入社後、着実にキャリアを重ね、1959年には取締役に就任。翌年の1960年には副社長に昇進しました。

そして1972年3月、青井忠雄は丸井の社長に就任し、長きにわたりその経営を担いました。2005年4月には、社長の座を息子の青井浩に譲り、自身は会長職に退きました。

ケンブリッジ大学青井パビリオン

1998年6月、青井忠雄の寄付により、イギリスの名門大学であるケンブリッジ大学の図書館内に「青井パビリオン」が建設されました。この施設には、日本語、中国語、韓国語といった東アジアの言語で書かれた貴重な資料が数多く所蔵されています。これは、青井忠雄の国際文化交流への貢献を示すものであり、彼の功績を称えるものです。

人物

青井忠雄は、丸井の経営者としてだけでなく、国際的な文化交流にも尽力した人物として知られています。彼のリーダーシップの下、丸井は大きく発展し、また、ケンブリッジ大学への貢献は、学術研究の発展にも寄与しています。

参考文献

* 興信データ株式會社『人事興信録 第42版 上』興信データ、2003年。

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