青山修

青山修氏は、1948年生まれの日本の司法書士、土地家屋調査士、行政書士であり、不動産登記法と商業登記法を専門としています。愛知県出身で、登記に関する実務書を多数執筆していることで知られています。

1971年に愛知学院大学法学部を卒業後、司法書士、土地家屋調査士、行政書士の資格を取得。1976年には自身の事務所である青山修司法書士事務所を開設し、代表を務めています。1998年には名古屋大学大学院法学研究科民事法専攻修士課程を修了し、法学に関する深い知識と実務経験を兼ね備えています。

2005年から2009年まで、東海学園大学人文学部および人間健康学部にて非常勤講師として法学を担当。また、日本土地法学会中部支部の会員としても活動しています。愛知県司法書士会、愛知県土地家屋調査士会では評議員、幹事、広報委員などを歴任し、業界の発展に貢献。さらに、愛知県司法書士会や日本司法書士会連合会が主催する専門実務研修会など、多くの研修会で講師を務め、実務家としての知識と経験を後進に伝えています。

青山氏は、登記に関する実務書を多数執筆しており、その著作は実務家にとって不可欠な参考書となっています。主な著書には、以下のようなものがあります。

『不動産担保利用マニュアル』（1995年、新日本法規出版）
『登記用議事録作成の手引き』（1996年初版、2004年三訂版、税務経理協会）
『登記簿の見方・読み方がわかる本』（1996年、かんき出版）
『合資・合名会社の法律と登記』（1996年、新日本法規出版）
『建物の新築・増築・合体と所有権の帰属』（1997年、新日本法規出版）
『図解相続人・相続分確定の実務』（1998年、新日本法規出版）
『図解株式会社法と登記の手続』（1999年、新日本法規出版）
『不動産登記申請MEMO　権利登記編』（1999年初版、2009年補訂新版、新日本法規出版）
『民法の考え方と不動産登記の実務』（2000年、新日本法規出版、共著）
『根抵当権の法律と登記』（2000年初版、2005年改訂版、新日本法規出版）
『共有に関する登記の実務』（2000年、新日本法規出版）
『図解有限会社法と登記の手続』（2001年、新日本法規出版）
『不動産取引の相手方:契約上の留意点と登記』（2002年、新日本法規出版）
『商業登記申請memo』（2002年初版、2009年補訂新版、新日本法規出版）
『不動産登記簿の読み方がわかる本』（2003年、かんき出版）
『合名・合資会社の登記実務』（2003年、民事法研究会）
『登記名義人表示変更・更正登記の手引』（2003年初版、2009年改訂、新日本法規出版）
『登記簿から危ない会社を見抜く』（2004年、かんき出版）
『中小企業のための定款の見直し方と定款モデル例』（2006年、税務経理協会）
『持分会社の登記実務』（2007年、民事法研究会）
『不動産登記事項証明書の正しい読み方』（2007年、かんき出版）
『親権・未成年後見の法律と登記』（2008年、新日本法規出版）
『種類株式・種類株主総会の登記実務』（2009年、新日本法規出版）
『仮登記の実務』（2010年、新日本法規出版）
『Q&A不動産登記の基本としくみ』（2010年、税務経理協会）
『不動産登記申請MEMO 土地表示登記編』（2010年、新日本法規出版）
『利益相反行為の登記実務』（2011年、新日本法規出版）
『商業登記申請Memo 持分会社編』（2011年、新日本法規出版）
『用益権の登記実務』（2012年、新日本法規出版）
『第三者の許可・同意・承諾と登記実務』（2013年、新日本法規出版）
『相続の登記実務Q&A120問』（2013年、きんざい）
『最新根抵当権実務』（2014年、きんざい）
『会社計算書面と商業登記』（2016年、新日本法規出版）
『抹消登記申請MEMO』（2017年、新日本法規出版）
『Q＆A 抵当権の法律と登記』（2018年、新日本法規出版）
『農地登記申請MEMO』（2018年、新日本法規出版）

これらの著書は、登記に関する複雑な手続きや法律を分かりやすく解説しており、実務家だけでなく、一般の方々にも役立つ内容となっています。青山氏の幅広い知識と実務経験は、日本の登記制度の発展に大きく貢献しています。

関連事項として、青山氏は名古屋大学や愛知学院大学の出身者として、それぞれの大学の人物一覧にも名前が記載されています。

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