青山剛昌ふるさと館

青山剛昌ふるさと館

青山剛昌ふるさと館は、鳥取県東伯郡北栄町に位置するマンガとアニメをテーマにしたミュージアムです。この施設は、町出身の著名な漫画家青山剛昌に捧げられています。彼の代表作である『名探偵コナン』に関連した数多くの貴重な資料が集められており、ファンにとっては欠かせない聖地とも言えるでしょう。

この館は、2007年3月18日に開館し、道の駅大栄に隣接しています。アニメツーリズム協会が選定した「訪れてみたい日本のアニメ聖地88（2018年版）」にも名を連ねています。このように、地域の文化と観光の融合を図る場所となっています。

施設の歴史と展望

青山剛昌ふるさと館は、開館当初は旧大栄町が建設した歴史文化学習館の建物を利用しています。しかし、展示スペースが限られていたため、2020年には有識者による検討委員会が設立され、移転の必要性が提言されました。本町では、2027年中に新しい場所へ移転する計画を明らかにし、北栄町由良宿にある出会いの広場（旧運転免許試験場跡地）に新たな施設を建設することとなりました。

2023年5月16日には、町民や専門家からなる再整備検討会が基本計画をまとめ、2026年から工事を開始し、2027年に新しい場所でのオープンを目指しています。これにより、さらなる展示の充実が期待されています。

ミュージアムの構成

1階

• - コナン探偵社（ミュージアムショップ）: ここでは、グッズや関連商品が販売されています。
• - 展示室: 青山剛昌が手掛けた作品に関する様々な展示が行われています。

2階

• - さらなる展示室: より多くの展示を見ることができるスペースです。

主な展示品

• - 名探偵コナンのキャラクターを模した石膏像
• - 青山剛昌が使用した仕事部屋の再現
• - 原画ギャラリーや短編集の展示（『まじっく快斗』や『YAIBA』など）
• - 劇場版コナンのポスターやセル画が展示されているヒストリーコレクション
• - プライベートギャラリーではフォルクスワーゲン・タイプ1も見ることができます。
• - その他、コナンの海外版コミックスも見ることができます。

利用情報

• - 開館時間: 4月から10月は午前9時30分から午後5時30分まで、11月から3月は同じく午前9時30分から午後5時まで。
• - 休館日: 年中無休で、いつでも訪れることができます。
• - 入館料: 大人700円、中高生500円、小学生300円、小学生未満は無料となっています。

アクセス

青山剛昌ふるさと館へのアクセスは、JR西日本の山陰本線由良駅から徒歩で約18分ほどです。周囲の景観を楽しみながら歩くことができるでしょう。

関連情報

青山剛昌の母校である北栄町立大栄小学校には、コナンと毛利蘭の銅像が設置されています。

まとめ

青山剛昌ふるさと館は、そのユニークな展示や体験を通じて、訪れる人々に感動を与え続けています。ファンはもちろん、漫画やアニメに関心のある人にとっても楽しめる場所です。

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