青木智美

青木智美について

青木智美（あおき ともみ）は、1994年10月25日生まれ、神奈川県大和市にルーツを持つ元女子競泳選手です。彼女は自由形を専門としており、アリーナつきみ野スポーツクラブで水泳を学び、あいおいニッセイ同和損害保険に所属していました。特にリオデジャネイロオリンピックでは、競泳日本代表として名を馳せました。

水泳の道のり

青木は、3歳のころから兄の影響を受けて水泳を始めました。大和市立緑野小学校を卒業後、南林間中学校へ進学し、後に神奈川総合高校に進みます。高校3年生の時には、インターハイでの100m自由形で6位、200m自由形で7位の成績を残しました。この時期に彼女の競技者としての基盤が築かれました。

その後、法政大学社会学部に進学し、競泳の実力をさらに磨きます。大学2年次にはジャパンオープンの200m自由形で3位に入賞し、インカレでも100m自由形で2位、200m自由形で3位という健闘を見せます。また、世界短水路選手権にも出場し、400mと800mのフリーリレーでそれぞれ6位を獲得しました。

大学3年の時、日本選手権の200m自由形で4位に入賞し、世界選手権のリレーメンバーに選ばれます。世界選手権では、800メートルフリーリレーで7位に入り、2016年のリオデジャネイロオリンピック出場権を勝ち取りました。インカレでも依然として健闘し、200m自由形で2位に輝きます。

大学卒業後の2017年、青木はあいおいニッセイ同和損害保険に所属することとなります。その年の日本選手権では、100m自由形で2位、200m自由形では3位となり、さらに世界選手権800mフリーリレーでの日本記録を持つチームの一員として、5位に入ります。

引退と今後の活動

2022年7月12日、青木は自身のSNSにて、4月28日から5月1日までの第98回日本選手権水泳競技大会を以て現役引退することを発表しました。今後は、所属する企業での業務や普及活動に取り組む姿勢を表明しています。

人物像

青木智美は見た目について「女優の綾瀬はるかに似ていると言われたことがある」と述べており、メディアからはタレントの壇蜜に似ているとも報じられています。このように、彼女はスポーツの枠を超えたさまざまな関心を集めている選手として知られています。

主な戦績

- 2012年: インターハイ 100m自由形 6位、200m自由形 7位
- 2013年: 日本選手権 100m自由形 8位、インカレ 100m自由形 11位、200m自由形 5位
- 2014年: 日本選手権 100m自由形 4位、ジャパンオープン 200m自由形 3位、インカレ 100m自由形 2位、200m自由形 3位、世界短水路選手権 400mフリーリレー 6位、800mフリーリレー 6位
- 2015年: 日本選手権 100m自由形 7位、200m自由形 4位、世界選手権 800mフリーリレー 7位
- 2016年: 日本選手権 100m自由形 6位、200m自由形 4位、リオデジャネイロオリンピック 800mリレー 8位
- 2017年: 日本選手権 100m自由形 2位、200m自由形 3位、世界選手権 800mフリーリレー 5位
- 2018年: 日本選手権 100m自由形 2位、200m自由形 3位、パンパシフィック水泳選手権やアジア大会でも多くの好成績を収めました。

青木智美の道のりは、努力と情熱によって彩られており、彼女のチャレンジ精神は、今後も多くの人々に影響を与えるでしょう。

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