青梅市文化交流センター

青梅市文化交流センター

青梅市文化交流センター（おうめしぶんかこうりゅうセンター）は、東京都青梅市上町に位置する生涯学習施設です。この施設は、2019年4月1日に開館され、愛称として「S&Dたまぐーセンター」が付けられています。

概要

このセンターは、1966年に創立した青梅市民会館が老朽化と耐震性の問題により、2017年3月31日に閉館した跡地に設立されました。新たに整備されたこの施設は、市民が文化活動を行い、地域交流を深める場を提供することを目的としています。また、生涯を通じた学びを支援するために設計されています。

この施設は青梅市において初めてネーミングライツ制度を導入した場所で、最初に命名権を取得したのはトヨタ自動車のディーラーである「ネッツトヨタ多摩」（現在のトヨタS&D西東京）です。彼らの愛称は「ネッツたまぐーセンター」であり、これは同社のオリジナルキャラクター「たまぐー」に由来しています。「たまぐー」は多摩地域をより良くしたいという願いを象徴する妖精です。2024年4月からは契約が更新され、命名権料は年額108万円（税込）になります。

歴史

青梅市文化交流センターの歴史は次の通りです。

• - 2017年3月31日: 前身となる青梅市民会館が閉館。
• - 2019年4月1日: 新たに青梅市文化交流センターとして開館し、「ネッツたまぐーセンター」と名付けられる。
• - 2023年4月1日: ネーミングライツパートナーの社名変更により、愛称が「S&Dたまぐーセンター」に変更される。
• - 2024年4月1日: ネーミングライツ契約が更新される予定です。

施設の概要

青梅市文化交流センターは地下1階と地上4階からなる多目的なスペースを持ち、「あそびば」というコンセプトのもと、全世代の市民が利用できる環境が整えられています。

• - 多目的ホール（1階）: 定員271人を収容可能な平土間形式のホールで、電動ステージを完備しています。
• - 文化活動室・バンドルーム（地下1階）: 防音設計された部屋で、さまざまな楽器演奏が行えるようグランドピアノやアップライトピアノが常設されています。
• - 研修室・実習室・アートルーム（2階）: さまざまな学習活動に対応した多目的スペースです。
• - 和室・会議室（3階）: 伝統的な和室や会議を行うための部屋が用意されています。
• - その他の施設: 各階に展示交流スペースがあり、1階には子供向けのキッズスペース、4階には屋上テラスがあります。

利用案内

• - 開館時間: 午前8時30分から午後10時まで。ただし、窓口は午前8時30分から午後5時まで、キッズスペースおよび屋上テラスは午前9時から午後5時までの利用となっています。
• - 休館日: 毎月第3月曜日（祝日にあたる場合、その翌日以降の最初の平日）、年末年始（12月29日から1月3日まで）に休館します。

アクセスと駐車場情報

センターへのアクセスは、JR東日本青梅線 青梅駅から徒歩約5分です。また、専用の駐車場はありませんが、提携のコインパーキングで割引があり、建物北側には利用者専用の無料駐輪場が整備されています。

公式情報

青梅市文化交流センターに関する詳細な情報や最新のイベントについては、公式ウェブサイトをご覧ください。

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