青森県信用農業協同組合連合会

青森県信用農業協同組合連合会（JA青森信連）は、青森県青森市に本所を置いていた、県内の農業協同組合（JA）の信用事業を統括する農協系金融機関でした。

概要

JA青森信連は、「JAバンク青森」という名称で広く知られていました。しかし、2009年9月24日に為替決済や公庫受託といった一部業務を除き、事業の大部分を農林中央金庫へと譲渡し、暫定信連へと移行しました。その後、2012年10月9日には残りの全事業も農林中央金庫に譲渡され、最終的な統合を完了しました。また、これに先立ち、2009年7月18日には個人貯金等の事業の一部をJA青森へ譲渡しています。

JA青森信連と信用事業を行う県内のJAは、「JAバンク青森」として総称されていました。この名称は、現在でも農林中央金庫青森支店が主宰するJAバンク事業の総称として使用されています。

沿革

JA青森信連の歴史は、1948年8月に設立されたことから始まりました。その後、以下のような変遷をたどっています。

1948年8月 - 設立。
2009年7月18日 - 信用事業の一部を青森農業協同組合（JA青森）へ譲渡。
2009年9月24日 - 信用事業の一部を農林中央金庫へ譲渡。
2012年10月9日 - 全事業を農林中央金庫へ譲渡し、最終統合を完了。
2013年3月 - 清算結了。

JA青森信連は、長年にわたり青森県の農業金融を支えてきましたが、組織再編の流れの中で農林中央金庫へと統合され、その役割を終えました。しかし、「JAバンク青森」という名称は、現在も青森県におけるJAバンク事業の総称として、その名を残しています。

関連情報

JAバンク青森

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