青森県立弘前南高等学校

青森県立弘前南高等学校について

青森県立弘前南高等学校は、青森県弘前市大開四丁目に位置する全日制の普通科共学高等学校です。この学校は、1963年に設立され、初代校長を務めた小野正文氏が校歌の作詞を行い、作曲は芥川也寸志氏によるものです。この校歌は学校の精神を象徴する大切な楽曲となっています。

沿革

この学校の歴史は1963年に始まり、当初は仮校舎での運営が行われていました。その後、1964年には新しい校舎が完成し、1973年には創立十周年を迎える式典が開催されました。1979年には理数科の募集が停止され、普通科が8学級体制に移行しました。また、1981年には大鰐分校が開校され、さらに1983年には創立20周年記念の式典が行われました。1993年には創立30周年を祝う式典が開催され、学校の発展の足跡を振り返る重要なイベントとなりました。

2013年には、青森県立弘前南高等学校の大鰐校舎が閉校となるという決定が下されています。これにより、一つの時代が終わりを迎えました。

アクセス

弘前南高等学校への交通手段は幾つかあり、弘南バスを利用する場合は「南高校前」で下車することができます。バスは弘前駅から出ている桜ヶ丘線や南高校線があり、利用者は様々なルートから通学が可能です。特に、登下校時には弘前駅からのスクールバスも運行されており、生徒たちの通学を支えています。

著名な卒業生

弘前南高等学校は、多くの著名な卒業生を輩出しています。第一期生である伊奈かっぺいさんはタレントとして活躍し、その他にも大鰐町長を務めた山田年伸さんや、著名な作曲家である鈴木キサブローさんが卒業生として名を連ねています。また、映画監督の小中肇氏、ナレーターで声優の福士秀樹氏、プロレスリングアナウンサーの田中ケロ氏、衆議院議員の木村太郎氏、コラムニストの山田スイッチ氏など、多彩な分野で活躍する方々がこの学校から巣立っています。さらに、アマチュア編曲家・作曲家・歌手として知られるビートまりおさんや、音楽家の荒関将寛さん、黒瀧孝之さん、さらにはフジテレビのアナウンサー小山内鈴奈さんもこの学校の卒業生です。

まとめ

青森県立弘前南高等学校は、その設立以来、数十年にわたり地域に根ざした教育を提供し、多くの学生が各々の道を歩んでいます。また、著名な卒業生の存在は、この学校の教育の成果を物語っていると言えるでしょう。今後も弘前南高等学校は、地域社会に貢献し続ける学校であり続けることが期待されます。

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