青葉かおり

青葉 かおりのプロフィール

青葉かおりは、1978年7月11日に愛知県で生まれた日本の女流棋士です。本名は和田で、日本棋院東京本院に所属しています。彼女は羽根泰正九段の門下生として囲碁界でのキャリアをスタートさせました。

経歴

青葉は小学校2年生の時に父から囲碁を学び始め、その才能を早くも開花させました。小学校3年生の頃には全日本女流アマチュア囲碁選手権戦に愛知県の代表として出場し、選手宣誓を行いました。小学校4年生の時、彼女は院生となり、囲碁の道を本格的に歩み始めます。この後、愛知県立旭丘高校を卒業し、続いて早稲田大学を卒業しました。

高校2年生の1996年に入段し、その後は学業と棋士活動をバランスよく両立させました。大学在学中は、彼女の囲碁の腕を磨き続けつつ、他の多くの棋士たちと同じように成長しました。

メディアや活動

青葉かおりは、2002年から2006年までNHK杯テレビ囲碁トーナメントの記録係及び聞き手として活動しました。これにより、彼女は囲碁の魅力をより多くの視聴者に伝える役割も果たしました。その後、2007年に高校時代の同級生と結婚、夫は弁護士です。

入段当初は日本棋院中部総本部に所属していましたが、2008年には東京本院に移籍します。移籍後も彼女は多才な活動を続け、特に海外における囲碁の普及にも尽力しました。具体的にはアメリカのノースカロライナ州、香港、台湾といった地域で囲碁を広める活動を行い、2013年に日本に帰国しました。

2014年には、女流棋戦の新設に向けて「会津中央病院杯」をプロデューサーとして立ち上げました。この際、多くの関係者の協力を得て、囲碁のファンを一人でも増やすための様々な企画を行いました。また、同年には第18期女流棋聖戦にて挑戦者決定戦に進出するも、小西和子八段に敗れてしまいました。

昇段履歴と受賞歴

青葉かおりの昇段履歴は以下の通りです：

• - 1996年：入段
• - 1998年：二段
• - 1999年：三段
• - 2002年：四段、通算100勝達成
• - 2016年：五段、対象棋戦通算70勝達成

受賞歴としては、2005年にはテレビ囲碁番組制作者会賞を受賞しています。また、彼女は囲碁ゲームソフトの監修も手がけており、その影響力は囲碁界にとどまりません。

結論

青葉かおりは、囲碁界において重要な存在であり続けています。彼女の情熱と活動は、囲碁の普及と発展に寄与するとともに、次世代の棋士にも影響を与えています。彼女の今後の活躍に注目が集まります。

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