静岡産業大学サッカー部とは？意味をやさしく解説

静岡産業大学 サッカー部

静岡産業大学サッカー部（英語: Shizuoka Sangyo University Football Club）は、静岡県磐田市に法人が所在する静岡産業大学に所属するサッカーチームです。1994年に創設されて以来、数々の大会での活躍を通じて、その名を確立してきました。

歴史

チームは1994年に発足し、設立から数年後の1997年には東海学生サッカーリーグ戦2部で優勝するという好成績を収めました。この成果により、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントに初めて出場しました。また、ジュビロ磐田というプロサッカーチームとの技術面での提携も実現し、さらなる成長の足がかりを得ました。

1998年には、東海学生リーグ1部に昇格し、初優勝を達成。この年、全日本大学サッカー選手権大会にも初出場し、スルガカップ争奪静岡県サッカー選手権大会でも優勝を果たし、天皇杯にも初めてエントリーしました。その後、1999年には東海学生リーグ1部を2年連続で制しました。

2003年から2007年には、東海学生リーグ1部での5連覇達成し、2004年と2009年の総理大臣杯ではともにベスト4に進出。2007年には準優勝も果たしました。さらに全日本大学サッカー選手権大会で2006年にベスト4に進むなど、強力なチームとしての地位を確立しました。

2011年には、スルガカップ争奪静岡県サッカー選手権大会で、本田技研工業フットボールクラブ（Honda FC）に勝利し、8年ぶり3回目の天皇杯本大会出場を決めました。

主な成績

- 東海学生サッカーリーグ戦1部

- 優勝：6回 (1998, 1999, 2003-2007)
- 準優勝：2回（2002, 2011）

- スルガカップ争奪静岡県サッカー選手権大会

- 優勝：5回 (1998, 2003, 2007, 2009, 2011)
- 準優勝：2回（1999, 2000）

JFLへの参加

2000年度には日本フットボールリーグ（JFL）に参加することが決定しました。初年度は16チーム中9位でしたが、翌年は上位進出を果たせず、降格する結果となりました。2003年には地域リーグ決勝大会に出場しますが、昇格は叶いませんでした。そして、磐田市に本店を構える磐田信用金庫などとのスポンサー契約を結び、活動を続けています。この期間中、ヤマハスタジアムをメインスタジアムとして使用しました。

トップチーム以外の活動

現在、チームは東海学生サッカーリーグ1部に加え、U-22およびU-20チームを持ち、これらのチームはインディペンデンスリーグ東海地区1部で活躍しています。また、トップチームとは別に、学生リーグに登録していない選手を中心に「静産大FC」というクラブチームを設立。西部社会人サッカーリーグ1部および静岡県全県2部リーグに参加し、選手たちはサッカーの技術を磨いています。

OB

本クラブの活動を支えるOBの存在も大変重要であり、彼らの経験が新たな選手たちを育てる礎となっています。彼らとの連携を通じて、静岡産業大学サッカー部の活動はより一層の発展を目指しています。

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