静岡県地震防災センター

静岡県地震防災センター

静岡県地震防災センターは、静岡市葵区に位置する防災教育のための施設であり、県が運営しています。令和2年6月2日にリニューアルオープンし、これまで以上に充実した内容で訪れる人々を迎える準備が整えられています。

概要

このセンターでは、地震、風水害、火山災害などに関する防災知識を学べる機会が提供されています。訪れる人々は、専門のインストラクターによるわかりやすい解説を通じて、さまざまな体験をしながら防災について深く学ぶことができます。特に、ふじのくに防災シアターでは、リアルな映像を通じて災害の恐ろしさを実感することができます。

また、地震体験装置を用いることで、実際に地震の揺れを体験することができるため、災害に対する備えがより現実なものになります。リニューアルに伴い、新たに風水害や火山災害のコーナーが設置され、見学コースが充実しました。個人向けには60分のコースが、団体向けには60分から120分の範囲の5つのコースが用意されています。

開館は1989年（平成元年）からで、入場料は無料です。休館日は毎週月曜日と年末年始で、開館時間は午前9時から午後4時までとなっています。静岡県内外から多くの来館者が訪れていますが、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、見学希望者は事前に電話（054-251-7100）で申し込みをする必要があります。

アクセス

静岡県地震防災センターへのアクセスは非常に便利です。公共交通機関を利用する場合は、しずてつジャストラインバスの「静岡駅前（7番）」から、中部国道線、丸子線、丸子小坂線、牧ヶ谷線、東新田下川原線のいずれかに乗車し、「本通十丁目」バス停で下車後に、徒歩約5分です。また、「静岡駅前（8番A）」からは、西部循環駒形回り線に乗車し、「駒形五丁目」バス停下車後、徒歩約2分で到着します。

車で訪れる場合は、東名高速道路の静岡インターから降り、インター通りを北進し、国道1号線の「南安倍」交差点を右折、その後2つ目信号の「清閑町」交差点を左折すると、左側に「しあわせ通り」に入ることができます。

主な出来事

2017年4月7日には、天皇・皇后とスペイン国王夫妻がこの施設を訪れ、見学を行ったことがあり、その際の防災教育への関心が高まる出来事となりました。

静岡県地震防災センターは、地震や自然災害に対する理解を深め、備えを促進するための重要な場所です。個人や団体が訪れ、実践的な知識を得るための絶好の機会を提供しています。

もう一度検索