静岡県道111号遠笠山富戸線

静岡県道111号遠笠山富戸線

静岡県道111号遠笠山富戸線は、静岡県の伊豆市と伊東市を繋ぐ県道です。かつては日本[[道路公団]]が管理する有料[[道路]]「遠笠山道路」として開通しましたが、現在は無料開放され、伊東市方面から天城高原へのアクセスルートとして重要な役割を担っています。

路線概要

起点：伊豆市菅引（天城高原ゴルフコースの看板と石積みの門柱が目印）
終点：伊東市富戸

この道路は、伊豆半島の山間部を縫うように走り、豊かな自然景観を楽しむことができます。特に、天城高原周辺の景色は素晴らしく、ドライブやツーリングに最適です。

歴史

遠笠山富戸線の歴史は、有料[[道路]]「遠笠山道路」として始まった時代に遡ります。以下にその主な出来事をまとめました。

1958年（昭和33年）6月27日：県道として認定されました。
1958年（昭和33年）8月28日：日本[[道路公団]]による新設工事が開始されました。
1959年（昭和34年）12月21日：伊東市池字小矢筈から伊東市富戸字奈尾までの区間が完成しました。
1960年（昭和35年）1月1日：完成した区間が有料[[道路]]「遠笠山道路」の一部として供用開始され、料金徴収が開始されました。徴収期間は1984年（昭和59年）12月31日までと定められました。
1960年（昭和35年）4月6日：田方郡中伊豆町冷川字大幡野から伊東市池字小矢筈までの区間が完成しました。
1960年（昭和35年）4月20日：上記区間が有料[[道路]]「遠笠山道路」に追加されました。
1960年（昭和35年）12月3日：田方郡中伊豆町冷川から同町菅引までの区間の工事が完了し、「遠笠山道路」の全線が開通しました。総工費は4.2億円でした。
1960年（昭和35年）12月17日：上記区間が有料[[道路]]「遠笠山道路」に追加されました。
1985年（昭和60年）7月12日：料金徴収期間が1985年（昭和60年）7月31日まで延長されました。
1985年（昭和60年）8月1日：無料開放されました。

地理

静岡県道111号は、伊豆半島の山間部を横断するように走っています。起点である伊豆市菅引から、天城高原を経由して伊東市富戸へと至ります。沿線には豊かな自然が広がっており、四季折々の風景を楽しむことができます。特に、天城高原周辺はゴルフ場やリゾート施設が点在しており、観光客にも人気のエリアです。

交差する道路

国道135号

関連情報

静岡県の県道一覧：静岡県には多数の県道が存在し、それぞれが地域の交通を支えています。この道路もその一つです。

まとめ

静岡県道111号遠笠山富戸線は、かつての有料[[道路]]「遠笠山道路」の名残を残しつつ、現在は地域住民や観光客に広く利用される道路となっています。天城高原へのアクセス路として、その役割は非常に重要です。ドライブやツーリングの際には、ぜひこの道路を通って、伊豆の自然を満喫してください。

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