響宴

21世紀の吹奏楽 “響宴”

「21世紀の吹奏楽 “響宴”（にじゅういっせいきのすいそうがく “きょうえん”）」は、毎年3月に東京のコンサートホールで開催される、日本の作曲家・演奏者・出版社による吹奏楽のイベントです。

概要

1998年に“21世紀の吹奏楽”実行委員会が設立され、音楽界における吹奏楽の認知度向上、新しいレパートリーの創出、そして作曲家、演奏者、出版界の相互発展を目的としています。

近年では、少子化に伴うバンドの人数減少に対応するため、少人数でも演奏可能なレパートリーの拡充に力を入れています。2014年の第17回大会からスクールバンド・プロジェクトを発足させ、2016年の第19回大会からは小編成レパートリー・プロジェクトを立ち上げ、「少人数・小編成・フレキシブル編成」の作品を積極的に取り上げています。

内容

“響宴”では、様々な団体が出演し、多彩な曲目が演奏されます。各団体の演奏回数や、響宴委嘱作品、スクールバンド・プロジェクト委嘱作品などの情報も公開されています。また、日本吹奏楽指導者協会（JBA）から賞を贈られた作品には、下谷奨励賞やJBA下谷賞、佳作などの表記がされています。

選曲

イベントの選曲は、選曲委員会によって行われます。選曲委員長の名前は太字で示され、各委員の名前の後ろには委員会を務めた回数が記載されています。

JBA下谷賞との連携

日本吹奏楽指導者協会(JBA)は、2007年から2019年まで“21世紀の吹奏楽”実行委員会と連携し、“響宴”で選ばれた作品の中から優れた作品に対して「下谷奨励賞」(2016年に「JBA下谷賞」に改名)を贈っていました。

関連情報

“響宴”に関する情報は、以下の公式ウェブサイトやSNSで発信されています。

公式ウェブサイト
21世紀の吹奏楽“響宴” (@21c_kyoen) - X（旧Twitter）

“響宴”は、日本の吹奏楽界の発展に貢献する重要なイベントとして、今後も注目を集めることでしょう。

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