須山浩継

須山 浩継（すやま ひろつぐ）について

須山浩継は1963年4月10日に生まれた日本のスポーツライターで、特にプロレスや格闘技に関する著述で知られています。彼の経歴は、多岐にわたる活動から成り立っており、独自の視点からスポーツを語る能力に定評があります。

略歴と経歴

須山は神奈川大学のプロレス研究会に所属し、大学生活の最終学年にはその研究会の運営を担いました。大学を卒業後は、大手予備校で5年間チューターとして教育に携わりましたが、1992年にライターとしての道を歩むことを決意します。特に、プロレスと格闘技をテーマにした執筆活動を展開し、その才能を発揮することとなります。

また、1992年から1994年にかけてはAV男優としても活動しており、数本の作品に出演しました。この経験は後のライティングキャリアにおいて、独特な視点を加える要素となったと言えるでしょう。

彼の初の単行本「佐竹雅昭 世紀末覇者伝説」は1989年にJICC出版局から刊行され、以後、格闘技通信や週刊プロレスなどのメディアでライティングを行い、その名を広めました。特に大日本プロレスでは、解説の役割を果たし、名解説者としての地位を築きました。彼は統括部長の登坂栄児とともにコンビを結成し、多くのファンに愛される解説を提供してきました。

プロデューサーとしての活動

2007年にはシーランド公国の伯爵の称号を名乗るようになり、その後もさまざまなプロレス関連のイベントや興行をプロデュースしています。2008年には「ハードコアレディース〜退かない女たち〜」というプロレス興行を手掛け、その独自の視点とエンターテイメントの融合を図りました。

さらに、2015年からは「ニコニコプロレスチャンネル」にも出演し、動画配信サービスを通じて新たな形での情報発信を行っています。2021年には公開トークイベント「須山（浩継）すやま（翔太）のインディーマット縦横無尽」を開始し、インディーマット界の振り返りを行っています。

出演番組と連載

須山は「大日大戦」や「Sアリーナ」などのプロレス関連番組で解説を担当し、番組の構成や歴代マスコットの声をつとめるなど、多彩な役割を果たしています。また、2002年から2017年にかけては、週刊プロレスモバイルで「火曜女子プロレス」という連載を持ち、女子プロレスの魅力を伝えることにも注力しました。

結び

須山浩継は、プロレスや格闘技の発展に貢献する傍ら、新たなエンターテイメントの形とも向き合っています。彼の活動は、今後も多くのファンに影響を与え続けるでしょう。

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