風さやかの愛と夢 永遠のタカラジェンヌ

風さやかの愛と夢 永遠のタカラジェンヌ

『風さやかの愛と夢 永遠のタカラジェンヌ』は、1999年7月4日から放送を開始したラジオ番組で、毎週月曜日の20:30から21:00まで、ラジオ関西でオンエアされています。番組のパーソナリティーは、元宝塚歌劇団のタカラジェンヌ・風さやかが務めており、彼女の魅力を詰め込んだ内容が特徴です。

番組の概要

この番組では、主に宝塚歌劇団の卒業生、すなわちタカラジェンヌOGをゲストに招き、彼女たちとのトークや音楽を楽しむことができます。風さやかが選ぶゲストは、彼女自身の交友関係に基づいているため、毎回異なる魅力的な背景を持つゲストが登場します。なお、宝塚歌劇団の現役生徒が出演する『ビバ!タカラジェンヌ』とは異なり、この番組ではOGだけがゲストに迎えられ、舞台音源が流れることはありません。

ゲストとの対話は、スタジオで直接お招きする場合と、ゲストのもとへ訪問して録音する場合があります。そのトークの締めくくりには、往々にして宝塚歌劇団の名曲である「すみれの花咲く頃」などの定番ソングを、ゲストとともに熱唱するのが恒例です。また、ゲストがいない週には、風さやか自身の活動報告やリスナーから寄せられた便り、自らの歌で構成され、リスナーとのつながりを感じられる番組になっています。歌のジャンルは、多彩で、宝塚の楽曲、自作曲、歌謡曲、演歌、民謡、音頭など多岐にわたります。

特徴的なコーナー

この番組で特に魅力的なのは、「ことばあそび」というコーナーです。このコーナーでは、リスナーからのキーワードを用いて風さやかが即興で詩を作り、その詩にメロディーをつけてア・カペラで歌唱します。リスナーとの双方向性が感じられる楽しいコーナーです。

特別番組

毎年7月には、番組開始を記念する特別番組が放送され、場合によっては生放送の形式で行われることもあります。1000回を記念して行われた生放送も大きな話題となりました。

スポンサーと番組名

番組発足当初から長らく、靴のモリタや森田商事といったスポンサーがついてきました。また、風さやか自身が運営する「OFFICEさやか」や「風さやか愛と夢カルチャークラブ」も支援しています。番組名はラジオ関西の公式タイムテーブルでは「風さやかの愛と夢 永遠のタカラジェンヌ」と表記されていますが、番組内では「風さやか、愛と夢 永遠のタカラジェンヌ」という形式でタイトルコールが行われています。すべてのCMは、風さやかによる歌とナレーションで制作されており、彼女の多彩な才能を感じることができます。

この番組は、宝塚歌劇団ファンのみならず、音楽やトークを楽しむすべてのリスナーに愛される存在となっています。

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