飛騨・世界生活文化センター

飛騨・世界生活文化センターについて

飛騨・世界生活文化センター（Hida Earth Wisdom Center）は、岐阜県高山市に位置する、飛騨地方の豊かな民俗文化を体験できる施設です。2001年7月26日に、地域活性化を目的にオープンしました。愛称は「飛騨センター」として親しまれています。施設の管理運営は、岐阜県の指定管理者である飛騨コンソーシアムが行っています。

施設概要

センター内には、多岐にわたる目的で利用できる様々な施設が設けられています。

1. 飛騨コンベンションホール
飛騨の山並みを模した特徴的な屋根を持つ、多目的ホールです。
イベントやコンベンションなど、様々な催しに対応可能です。
飛騨の木の文化をアピールするため、トラスや椅子の一部に木材が使用されています。
収容人数：2,000人（移動観覧席480席、床置き1,520席）

2. 飛騨芸術堂
会議、講演会、演劇、音楽会など、多様な用途で利用できる多目的ホールです。
国際会議に対応可能な同時通訳設備も備えています。
収容人数：500席（車椅子用3席）

3. 食遊館
特別会議室、大・中・小の各種会議室を備えた会議棟です。
レストランも併設されており、食事も楽しめます。
3階の特別会議室からは、高山市街や北アルプスの壮大な景色を一望できます。
地下1階、地上3階建ての建物です。

4. 岐阜県ミュージアムひだ
詳細は「岐阜県ミュージアムひだ」の項目を参照してください。

5. ふれあい広場
センターの中央に位置する屋外広場です。
飛騨コンベンションホール、飛騨芸術堂、食遊館、岐阜県ミュージアムひだの4つの施設を結ぶように配置されています。
縄文時代の広場をイメージして設計されています。

6. メインアプローチ
センターの正面入り口であり、ウエルカムプラザやふれあい広場へと繋がります。
センター建設時に出た土を再利用し、渋草焼の技法を用いた陶版画が特徴です。
高さ1.8m、幅30cmの陶板144枚を繋ぎ、全長約45mの作品となっています。制作者は戸田柳造氏です。

7. ウエルカムプラザ
センターの正面玄関で、飛騨の大パノラマ画が展示されています。
この絵画は、センターのシンボルの一つです。
縦2.3m、横16mの壮大な作品で、作者はハインツ・フィールキント氏です。

8. シンボルマーク
飛騨の山々を象徴的にデザインしたマークです。
青、緑、茶の3色で構成されています。
青は「飛騨の精神と理想」、緑は「飛騨の自然の深さ」、茶色は「飛騨の伝統と技術」を表しています。

開館時間と休館日

開館時間：午前9時00分～午後9時30分（ミュージアム飛騨は午前10時00分～午後6時00分）
休館日：火曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始（12月29日～1月3日）、その他臨時休館日

所在地

岐阜県高山市千島町900-1

駐車場

第1駐車場：普通車304台、軽自動車23台
第2駐車場：普通車94台、軽自動車8台
身障者用駐車場：6台
ベビーカー使用者・妊婦用駐車場：普通車3台、軽自動車1台

アクセス

バス：高山濃飛バスセンターから「世界生活文化センター」行きに乗車、「世界生活文化センター」下車

外部リンク

* 飛騨・世界生活文化センター

もう一度検索