食料産業局

食料産業局は、かつて農林水産省に存在した内部部局であり、食品産業政策、品種登録、バイオマス活用、地域ブランドの推進、地産地消の促進、そして食品の輸出促進といった多岐にわたる業務を担っていました。2011年9月に総合食料局を再編して設置され、日本の食料産業の発展に重要な役割を果たしました。

沿革

食料産業局の歴史は、1972年12月6日に農林経済局、農政局、農地局、蚕糸園芸局を再編し食品流通局が設置されたことに遡ります。その後、2001年1月6日には食品流通局、大臣官房、経済局の一部が再編され総合食料局が設置されました。2003年7月には食糧庁の廃止に伴い、総合食料局に食糧部が設置されました。そして、2011年9月に総合食料局を再編し食料産業局が設置されました。この際、食糧部の業務は生産局農産部に移管されました。

食料産業局は2021年7月に廃止され、その機能は輸出・国際局と新事業・食品産業部に再編されました。

組織

食料産業局には、局長の下に以下の組織が置かれていました。

総務課
企画課
輸出促進課
食文化・市場開拓課
食品流通課
食品製造課
産業連携課
知的財産課
バイオマス循環資源課
再生可能エネルギーグループ

これらの組織が連携し、食料産業の様々な課題に対応していました。

歴代局長

食料産業局長は、食料産業局の長として組織を統括し、政策の推進を指揮しました。歴代局長については、詳細な情報源をご確認ください。

関連項目

日本の行政機関

まとめ

食料産業局は、日本の食料産業の発展を支える重要な役割を担っていましたが、時代の変化に対応するため、2021年に再編されました。その業務は、新たな組織に引き継がれ、日本の食料産業のさらなる発展に貢献しています。

参考:『食料産業局 : 農林水産省』

外部リンク

大臣官房 新事業・食品産業部

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