飯田浩司

飯田浩司：多才なニッポン放送アナウンサーの軌跡

飯田浩司（いいだ こうじ）は、1981年生まれのニッポン放送アナウンサーです。神奈川県横須賀市出身で、幼少期から喋ることに興味を持ち、アナウンサーを志しました。

生い立ちとアナウンサーへの道

小学生時代に放送委員会に所属し、運動会で競馬中継風のアナウンスをしたところ、周りの大人たちから好評を得たことがきっかけで、アナウンサーという職業に興味を持ちました。神奈川県立追浜高等学校を卒業後、横浜国立大学経営学部に進学し、イベントサークルで活動。大学時代には、セブンイレブンの深夜アルバイトや塾講師の経験も持ち、ラジオNIKKEIのアナウンススクールにも通っていました。

大学3年の秋からアナウンサー専門職での就職活動を始め、2004年にニッポン放送に入社。同期には、編成局ディレクターの長濱純がいます。また、大学の先輩には、元同局アナウンサーで現在はフジテレビ報道局記者の冨田憲子が、後輩には2020年入社の内田雄基がいます。

入社後のキャリア

入社当初は、制作部に配属され、バラエティ番組のアシスタントや街角中継リポーターを担当しました。その後、報道番組を担当するようになり、全国のリスナーから支持を得るようになりました。2021年には、ニッポン放送CP局アナウンス室担当副部長に昇進しています。

結婚と家族

2011年には、担当番組の中継で知り合った女性と結婚。結婚式の司会は、番組のメインパーソナリティである小倉智昭が務めました。2015年には、男児を授かりました。

多様な趣味と才能

飯田アナは、競馬好きとしても知られています。小学生の頃から競馬中継に熱中し、中学時代にはオグリキャップに関する読書感想文で佳作を受賞。番組内でも競馬の予想コーナーを担当していました。趣味が高じて、香港の競馬レースを現地観戦するだけでなく、香港民主化デモの現場取材にも行くほどです。

鉄道ファンでもあり、東日本大震災の取材では、BRT（バス高速輸送システム）について独自の視点を述べ、ドキュメンタリー番組のナレーションも担当しました。

また、モノマネの才能も持ち合わせており、安倍晋三元首相のモノマネは、本人公認を得ています。そのクオリティの高さは、関係者を混乱させるほどです。

ラジオパーソナリティとしての活躍

長年、報道番組のアンカーマンを務めており、その知識と分析力から、「ラジオの池上彰」と評されたこともあります。ニュースの本質に迫る姿勢は、多くのリスナーから支持されています。一方で、『垣花正 あなたとハッピー!』では、オレンジ色の衣装を身にまとい、中継リポーターとして活躍。ユーモアあふれるキャラクターも持ち合わせています。

現在の活動

現在、『飯田浩司のOK! Cozy up!』のパーソナリティを務める傍ら、『辛坊治郎ズーム そこまで言うか!』ではアンカーマンとしてニュース解説を担当。また、Podcast番組やYouTubeチャンネルでも積極的に情報発信を行っています。

主な出演番組

現在
飯田浩司のOK! Cozy up!
辛坊治郎ズーム そこまで言うか!
過去
ザ・ボイス そこまで言うか!
小倉智昭のラジオサーキット
垣花正 あなたとハッピー!
清水ミチコのミッチャン・インポッシブル
ニッポン放送ショウアップナイター
その他多数

著書

『「反権力」は正義ですか　―ラジオニュースの現場から―』
『「わかりやすさ」を疑え』


飯田浩司は、アナウンサーとしての卓越した能力に加え、幅広い知識や趣味、行動力を持ち合わせた、魅力的な人物です。今後の活躍にも注目が集まります。

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