香川県営サッカー・ラグビー場

香川県総合運動公園サッカー・ラグビー場

香川県高松市生島町に位置する香川県総合運動公園サッカー・ラグビー場は、1987年に開場したサッカーおよびラグビー専用の球技場です。この施設は、香川県内で多くのスポーツイベントが行われる拠点となっており、地域におけるスポーツ振興に寄与しています。競技場はメインとサブの2つのフィールドから構成されており、観客の収容能力はそれぞれ異なっています。

施設の概要

メインスタジアム

メインスタジアムは10,000人を収容可能で、中央部には806席の二階式ベンチシートがあります。それ以外の座席は芝生席となっており、観客がリラックスして観戦できる環境が整っています。また、パネル式の得点掲示板が設けられており、試合の進行状況をリアルタイムで確認することができます。使用されている芝は暖地芝で、選手たちのパフォーマンスにも良い影響を与えています。

サブスタジアム

一方、サブスタジアムは1,600人を収容できる設計となっており、こちらもパネル式の得点掲示板や暖地芝が採用されています。主に練習や小規模な試合に使用されており、地域のチームや学校にとって重要な練習場となっています。

主な大会

香川県総合運動公園サッカー・ラグビー場は、多くの大会が開催される場として知られています。例えば、天皇杯全日本サッカー選手権大会の1回戦や、全国高等学校サッカー選手権大会香川県予選などが行われています。また、四国サッカーリーグや全国高等学校ラグビーフットボール大会の香川県予選もこちらで行われることが多いです。過去には、1993年の東四国国体サッカー競技や、1998年の全国高等学校総合体育大会サッカー競技もこの地で開催されていました。

交通アクセス

施設へのアクセスも良好で、ことでんバスの下笠居線を利用し、生島バス停で下車するのが便利です。公式には総合運動公園下車とされていますが、サッカー・ラグビー場に行く場合は、生島バス停で降りる方が近道です。

周辺施設

香川県総合運動公園内には他にも多くのスポーツ施設があります。例えば、香川県営野球場（レクザムスタジアム）、香川県営第二野球場、県営テニス場、多目的広場（ソフトボール球場）などがあり、様々なスポーツ活動が行われています。また、県営相撲場も存在し、地域のスポーツ文化を支える拠点となっています。これらの施設は、地域住民や観光客が楽しむことができる多様なスポーツの場を提供しています。

香川県総合運動公園サッカー・ラグビー場は、地域住民の健康増進やスポーツの普及を促進する大切な施設であり、今後も多くの試合やイベントが期待されます。

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