香川県立小豆島中央高等学校

香川県立小豆島中央高等学校の概要

香川県立小豆島中央高等学校は、香川県小豆郡小豆島町蒲生に位置する公立高等学校です。通称は「島高」。この学校は、2017年4月1日に香川県立土庄高等学校と香川県立小豆島高等学校が統合される形で誕生しました。小豆郡内ではこの学校が唯一の高校となっており、地域の教育機関として重要な役割を果たしています。

この学校は香川県の東部に位置し、通学区域は第一学区に属します。さらに、生徒寮が設置されており、最大で30名以上の生徒を受け入れることが可能です。このため、香川県全域からの出願が受け付けられるほか、2021年からは全国各地からの生徒も募るようになりました。

校舎と施設

小豆島中央高等学校は充実した施設を備えています。校舎棟には通常の教室のほか、特別教室、図書館、食堂、管理諸室などが揃っています。また、危機管理センターも設置され、学校の安全に配慮されています。

学校の北側には生徒が自転車を駐輪できる駐輪場があり、移動の便も考慮されています。東側には第1・第2体育館棟があり、アリーナや武道場、相撲場などが含まれています。また、プールや弓道場が整備され、体育活動が盛んです。

西側には生徒寮があり、南側には野球場と多目的グラウンド（陸上・サッカー、テニスコート）が設置されています。これらの施設は学業のみならず、運動や文化活動にも対応しています。

設置している学科

この学校では、全日制課程と定時制課程の2種類の課程が提供されています。全日制課程には、普通科、特進コース、普通コース、文理コース、総合Aコース（商業系を多く履修）、総合Bコース（家庭、福祉系を履修可能）があります。定時制課程には、普通科の4年卒業コースと3年卒業コースがあります。

学校行事と部活動

学校行事では、体育祭、文化祭、修学旅行、芸術鑑賞、クラスマッチ、マラソン大会など、多くのイベントが行われ、生徒の交流や学びの機会が増えています。

部活動も非常に活発で、運動部、文化部、学校特設部に分かれています。具体的には、硬式野球、陸上競技、水泳、バスケットボール、バレーボール、卓球、サッカー、バドミントン、相撲、柔道、剣道、弓道、テニスなどの運動部があります。文化部には、吹奏楽や美術、書道、茶華道、新聞など様々な分野が揃っています。また、由緒ある誠心樽太鼓部（通称太鼓クラブ）など個性的な活動も人気です。

沿革

香川県立小豆島中央高等学校は、2017年にふたつの高校の統合によって開校し、今もなお地域の未来を担う教育機関として成長を続けています。さらに、地域貢献や全国からの生徒受け入れを通じて、学校の活性化を図っています。

このように、小豆島中央高等学校は地域の特性を活かしながら、教育の質を向上させる取り組みを行っており、今後の発展が期待されています。

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