香川高等専門学校

香川高等専門学校について

香川高等専門学校、通称香川高専は、香川県に位置する国立の高等専門学校です。略称としてNIT, Kagawaが用いられています。この学校は、2009年10月1日に高松工業高等専門学校と詫間電波工業高等専門学校が統合されて新たに設立されました。高専の高度化再編に伴い、地域に根ざした教育機関として、技術者の育成を目的とした施設です。

設置学科

この学校は、2つのキャンパス、すなわち高松キャンパスと詫間キャンパスを持ち、それぞれ異なる専攻を提供しています。

本科

• - 高松キャンパス

- 機械工学科
- 電気情報工学科
- 機械電子工学科
- 建設環境工学科

• - 詫間キャンパス

- 通信ネットワーク工学科
- 電子システム工学科
- 情報工学科

専攻科

• - 創造工学専攻

- 機械工学コース
- 電気情報工学コース
- 機械電子工学コース
- 建設環境工学コース

• - 電子情報通信工学専攻

学生生活

香川高専の学生生活は非常に充実しています。特に、年間を通じて多くのイベントが行われており、学生たちが主体となって企画・運営する活動が大いに盛り上がっています。

高松キャンパス皆楽祭

例として、高松キャンパスで行われる皆楽祭（かいらくさい）では、学生が実行委員となり、無料バスの運行やイベントの準備などを行います。特に注目されるのは、毎年行われる豪華なビンゴ大会で、夜には名物の秋花火が打ち上げられ、多くの人が楽しみにしています。

詫間キャンパス電波祭

また、詫間キャンパスでは電波祭が開催されており、学生の創意工夫が光るイベントです。

ロボットコンテスト

詫間キャンパスは、かつての詫間電波高専時代から連続してロボコン全国大会に参加しており、特に2009年に行われた高専ロボコンでは4度目の優勝を果たしました。2019年には通算5度目の優勝を達成し、これは全国最多の記録です。

プログラミングコンテスト

プログラミングにも力を入れており、詫間キャンパスは第20回全国高専プログラミングコンテストにおいて、自由部門で文部科学大臣賞や最優秀賞を受賞し、課題部門でも特別賞を獲得しました。これは2010年時点で8年連続入賞を果たしていることを示しています。一方、高松キャンパスについても、第22回全国高専プログラミングコンテストの課題部門で最優秀賞を受賞するなど、成果を上げています。

香川高専は、技術者の育成だけでなく、学生たちの活発な活動とコミュニティの形成を促進する場でもあり、地元社会との交流を深める役割も担っています。

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