馬場弘融

馬場弘融（ばば ひろみち）は、1944年12月17日生まれの日本の政治家です。東京都日野市の市長を4期務め、その手腕を発揮しました。また、東京都市長会の会長も務め、都市間の連携強化に尽力しました。

東京都出身の馬場氏は、東京都立立川高等学校時代にはバスケットボール部に所属し、中井洽氏が先輩にいました。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、日野市消防団に入団し、1993年まで地域防災に貢献しました。その後、日野市商工会理事、日野青年会議所理事長を歴任し、地域経済の発展にも尽力しました。

政治家としては、まず日野市議会議員に当選し、2期務めました。その後、1997年から2013年まで日野市長として市政を担いました。市長在任中は、都市計画や福祉政策など、多岐にわたる分野で実績を上げました。また、2012年からは東京都市長会会長も務め、東京都内の自治体間の連携強化にも貢献しました。

長年の地方自治への貢献が評価され、2015年春の叙勲で旭日小綬章を受章しました。この勲章は、公共の利益に貢献した人物に贈られるもので、馬場氏の功績を称えるものです。2018年からは、母校である立川高校の同窓会組織、一般社団法人紫芳会の理事長を務めています。同窓会の運営や発展に力を注ぎ、卒業生間の交流を促進しています。

馬場氏の趣味は多岐にわたり、読書（特に歴史小説）、ギター演奏、オペラ・ミュージカル鑑賞、ソフトボールなど、多彩な才能を持っています。これらの趣味は、馬場氏の豊かな人間性を形成する一助となっています。

このように、馬場弘融氏は、政治家としてだけでなく、地域社会のリーダーとして、多方面で活躍した人物です。その活動は、日野市をはじめ、東京都全体の発展に大きく貢献しました。

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