馬場章夫の新・大阪大発見!

馬場章夫の新・大阪大発見!

『馬場章夫の新・大阪大発見!』は、毎日放送ラジオ（MBSラジオ）によって2005年4月10日から2011年3月27日まで放送された、大阪市の広報を目的としたラジオプログラムです。この番組は、毎週日曜日の8:00から8:30までの枠で放送され、大阪の地域密着の話題やイベント情報を扱っていました。

番組の概要

このラジオ番組の初回は『馬場章夫の大阪大発見!』というタイトルでスタートし、「OSAKAときめきウェーブ」を受け継ぐ形で登場しました。メインパーソナリティを務めたのは、32年間にわたって「ごめんやす馬場章夫」として知られる馬場章夫氏です。彼は“街歩きの達人”としての経験を活かし、現地取材を通じて大阪市民の生活に密着した情報をリスナーに伝えました。毎回、取材先に関連するテーマでリスナーからのメッセージを募集し、エンディングでは大阪市の施設やイベントの招待券をプレゼントするなど、リスナー参加型の番組作りが特徴でした。

2008年4月からは番組名に「新」を冠し、内容をリニューアル。「平松邦夫のげんき通信」という5分間のトークコーナーも新たに加えられました。平松邦夫氏は当時の大阪市長で、馬場との親しい関係があったため、番組内でのトークは視聴者にとっても新鮮なものでした。彼のコーナーは、番組とは別に収録され、毎回リスナーに元気を届ける内容となっていました。

番組の進行

番組は、主に馬場章夫氏がリポートを行い、取材先やイベントの様子を伝えながら、生の声を届けるスタイルでした。リスナーからの応答も取り入れつつ、情報を更新していくことで、地域の活性化にも寄与しました。公式サイトでは「ネットで聴く大発見♪」というコーナーも設けられ、馬場のリポート音源や平松氏のトークもインターネット向けに配信されていました。

番組終了後

『新・大阪大発見!』は2011年3月に終了したものの、馬場章夫氏はその後も毎日放送ラジオでの活動を続け、地域情報を発信するための「馬場章夫の大阪大発見!インフォメーション」も放送されました。しかし、その後は放送されていない状態です。大阪市の広報ラジオとしては、番組終了後に再度ラジオ大阪での放送に移行し、2011年4月から『ええやん!おおさか』という新しいタイトルで始まりました。

番組終了の際には、リスナーから厚い支持を受けており、その人気のほどが伺えます。馬場氏は、長きにわたって地域の情報を届け続けたことにより、リスナーとの信頼関係を築いていました。また、彼は毎日放送ラジオでのレギュラー活動を39年間にわたって続け、局内でも幅広い活動を行っていました。

このように『馬場章夫の新・大阪大発見!』は、地域の情報提供とリスナーとの交流を重視したプログラムとして、大阪の文化や魅力を多くの人々に広める重要な役割を果たしました。

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