馬場賢治

馬場 賢治のプロフィール

基本情報

馬場 賢治（ばば けんじ、1985年7月7日生まれ）は、神奈川県平塚市出身のサッカー指導者であり、元プロサッカー選手です。現役時代はミッドフィールダーやフォワードとして活躍しました。

プロ入り前のキャリア

馬場は、ベルマーレ平塚（現：湘南ベルマーレ）のジュニアとジュニアユースを経て、中学校では金旭中学校のサッカー部に移籍しました。高校では桐光学園に進学し、ボランチやプレイメーカーとしてチームの中心選手となり、3年時には背番号10を背負いました。近畿大学では4年生のときに春季関西学生リーグで得点王に輝くなど、明確な成績を残しました。その後、ヴィッセル神戸からオファーを受けてプロ契約を結びました。

プロキャリアの始まり

2008年のルーキーシーズンでは、主にフォワードとしてプレーし、同年のリーグ戦では16試合に出場しました。A契約を得る選手としては神戸史上3人目の快挙を成し遂げました。2009年には初得点を挙げましたが、選手層の厚さから出場機会が限られました。

湘南ベルマーレとその後

2010年には湘南ベルマーレへ期限付き移籍し、2012年には完全移籍で復帰。湘南では再度ボランチを務め、その後は3トップの一角として9得点を挙げ、チームのJ1復帰に貢献しました。

2014年には水戸ホーリーホックに移籍し、翌年には完全移籍を果たしました。水戸ホーリーホックでは自己最多の9得点を記録しました。その後、カマタマーレ讃岐、大分トリニータでもキャリアを重ね、特に大分ではチームのキャプテンを務め、J1昇格に寄与しました。

2019年にはFC岐阜に期限付き移籍し、2020年には鹿児島ユナイテッドFCに加入。しかし同年限りで契約を満了し、現役を引退することとなりました。

引退後の活動

引退後、馬場氏はアパレルブランド「MIND PLUS⁺」を立ち上げ、かつての母校である近畿大学の体育会サッカー部でコーチとしても活動しました。2024年からは大分トリニータU-18のコーチとして新たなステージに挑戦しています。

所属クラブ

• - 1993年 - 1997年：ベルマーレ平塚ジュニア
• - 1998年 - 1999年：ベルマーレ平塚ジュニアユース
• - 2000年：平塚市立金旭中学校
• - 2001年 - 2003年：桐光学園高等学校
• - 2004年 - 2007年：近畿大学
• - 2008年 - 2011年：ヴィッセル神戸
• - 2010年：湘南ベルマーレ（期限付き移籍）
• - 2012年 - 2014年：湘南ベルマーレ
• - 2014年：水戸ホーリーホック（期限付き移籍）
• - 2015年：水戸ホーリーホック
• - 2016年 - 2017年：カマタマーレ讃岐
• - 2018年 - 2019年：大分トリニータ
• - 2019年：FC岐阜（期限付き移籍）
• - 2020年：鹿児島ユナイテッドFC

タイトルと業績

高校から大学にかけて、多くの受賞歴があり、関西の学生リーグでは優秀選手賞やアシスト王など、その実力を証明しています。また、代表選手としてもユニバーシアード日本代表として活躍しました。

指導歴

馬場氏は、2021年9月から2023年まで近畿大学体育会サッカー部のコーチを務め、2024年からは大分トリニータU-18にて指導者としての活動を続けています。

もう一度検索