馬場雄大

馬場雄大（ばば ゆうだい）

馬場雄大は、1995年11月7日生まれの日本のプロバスケットボール選手で、富山県出身です。現在、B1リーグの長崎ヴェルカに所属し、シューティングガードやスモールフォワードとして活躍しています。彼のバスケットボールのルーツは、父親の影響に強く、その父親は元プロ選手であり、富山第一高校のコーチを務めています。父親はモスクワオリンピック予選日本代表にも選ばれたことがあり、馬場雄大にとって貴重なバスケットボールの知識と技術を伝授した存在です。さらに、妻は女優の森カンナであり、プライベートでも注目されています。

来歴

馬場は富山第一高等学校でのプレーを通じて、その名を知られるようになりました。高校時代にはコーチである父の指導のもと、エース選手としてウィンターカップに出場し、筑波大学に進学してからは、全日本大学バスケットボール選手権大会で2連覇を達成しました。

プロキャリア

2017年6月、馬場はB.LEAGUEチームのアルバルク東京と契約し、本格的にプロ選手としての道を歩み始めます。新人の2017-18シーズン、翌年の2018-19シーズンともに、アルバルク東京のBリーグ優勝メンバーとして活躍しました。特に、2018-19年のプレイオフファイナルでは優れたパフォーマンスを披露し、MVPを獲得するなど、その実力を証明しました。

2019年10月、馬場はNBAゲータレード・リーグのテキサス・レジェンズと契約し、海外での挑戦が始まります。しかし、その後のコロナ禍による影響でシーズンは中止となりました。それでも、彼はオーストラリアのNBLに移籍し、メルボルン・ユナイテッドで競技を続けました。2020-21シーズンには、チームのNBL制覇に貢献し、自身もディフェンシブプレーヤーオブ・ザ・イヤーに選ばれるなど、順調にキャリアを築いていきます。

その後、複数回テキサス・レジェンズに復帰し、2022年にはメルボルン・ユナイテッドで再度プレー。2023年には、長崎ヴェルカと契約し、Bリーグへの復帰を果たしました。この時の復帰は電撃的なものであり、多くのファンやメディアの注目を集めました。新たなチームで、彼はエースとして期待され、シーズンでは平均14.2得点と素晴らしい成績を残しました。

日本代表歴

馬場は若い頃から日本代表としても活躍し、高校時代にはU-16及びU-18日本代表に選出され、大学進学後も日本代表候補に名を連ねました。ワールドカップやオリンピックでの日本代表としての経験は、彼のキャリアをさらに豊かにしています。特に、2023年のFIBAバスケットボール・ワールドカップでは全試合スタメン出場し、日本のパリオリンピック出場権獲得に貢献しました。

人物

プライベートでは、2021年7月に女優の森カンナと結婚し、幅広い人脈と交流を持っています。俳優の窪田正孝とも親交があり、スポーツだけでなく文化面でも多方面に影響を及ぼしています。

馬場雄大選手は、プロバスケットボール選手としての姿勢はもちろん、私生活においても注目される人物であり、今後の活躍が非常に楽しみです。

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