馬渕英里何

馬渕英里何（まぶちえりか）

馬渕英里何（まぶち えりか、1979年3月7日生まれ）は、日本の女優で、香川県三豊市出身です。彼女は、ホリプロに所属し、長いキャリアの中で映画、テレビドラマ、舞台など多岐にわたって活躍してきました。旧芸名は馬渕英俚可（まぶちえりか）で、多くのファンに愛されています。

略歴

彼女は豊中町立笠田小学校、豊中町立豊中中学校を卒業後、日出高等学校に進学し、1992年8月に行われた第17回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、下の子部門に選ばれました。その後、中学2年の終わりに上京し、1993年3月に女優デビューを果たします。彼女のキャリアの中で、1997年にはNHKの朝の連続テレビ小説『あぐり』に初めて出演し、一気に注目を集めることになります。

2006年には芸名を本名の「馬渕英里何」に戻し、2012年には三豊ふるさと大使に就任し、地元の魅力を多くの人に伝える役割も担っています。2016年には再び本名に戻し、以降も役者として精力的に活動しています。

人物と趣味

彼女は趣味が多彩で、ヨガ、舞台鑑賞、登山、自転車を楽しむことが挙げられます。また、全米ヨガアライアンスのRYT200資格、アスリートフードマイスター3級、介護職員初任者研修などの資格も取得しています。

性格については、他人のプロフィールを覚えるのが苦手であると語っており、その純粋な人柄がファンにも親しまれています。家族は父、母、兄、祖母がいるようで、非常に家庭的な一面も持っています。

軌跡とエピソード

小学生の頃、彼女は全国から集まる子供や大学生と一緒に実家近くのお寺で一週間の合宿を体験しており、その楽しい思い出は今でも彼女の心に残っています。中学時代には人気コメディアンのダウンタウンのファンだったようです。

成人を迎える頃、彼女は芝居の稽古場で日々励んでいましたが、成人式をすっかり忘れているほどのストイックさを見せました。そんな彼女の日常は、演技に対する真摯な取り組みが伺えるエピソードです。特に一度の公演で感情が高ぶり、感極まって泣いたことがあったという。これを契機に、演出家から涙を禁じられ、その後は少し強くなったと振り返っています。

出演作品

テレビドラマでは、『白線流し』シリーズや連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』、さらには『GTO』や『明日の約束』など多々あります。また映画においては『ひめゆりの塔』や『Shall we ダンス?』、舞台では『犬夜叉』シリーズなどがあり、幅広いジャンルでの活躍が目立っている女優です。

彼女の演技は、観る者を引き込む力があり、特に舞台での表現力は高く評価されています。多くの作品で様々な役を演じ分ける彼女の姿勢は、今後の更なる成長への期待感を抱かせます。

結論

馬渕英里何は、女優としての業績に加え、様々な趣味や資格を持つ多才な人物であり、その魅力は今後も私たちを楽しませてくれることでしょう。彼女の活躍に目が離せません。

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