駐日大韓民国大使

駐日本大韓民国大使



駐日本大韓民国大使(ちゅうにちだいかんみんこくたいし)は、日本に駐在する大韓民国政府が派遣する特命全権大使のことで、「駐日韓国大使(ちゅうにちかんこくたいし)」とも呼ばれます。

概要



1910年から朝鮮半島を領土としていた日本は、1945年8月15日に第二次世界大戦で敗北。同年9月9日朝鮮総督府がアメリカ軍へ降伏文書に署名しました。これにより、朝鮮半島北部にはソビエト民政庁、南部にはアメリカ軍政庁が置かれました。その後、1948年8月15日に南部がアメリカ軍政庁の統治を離れ、大韓民国が建国されました。

1949年1月20日には駐日本韓国代表部が発足し、東京都中央区銀座4丁目に本部が設置されました。また、大阪と福岡には総領事館の前身となる代表部事務所が置かれました。1951年10月には、在日韓国人の徐甲虎が東京都港区南麻布大使館用地と建物を購入し、韓国政府に無償で貸与。この土地と建物は1962年11月11日に寄贈されました。

1965年6月22日に日韓基本条約が締結され、日本は朝鮮半島南部を実効支配する韓国と国交を回復しました。同年12月18日には、駐日本韓国代表部が大使館に昇格し、金東祚が初代の駐日本国大韓民国特命全権大使に就任しました。

2013年6月には、南麻布大使館新庁舎と大使公邸が完成し、同年7月18日に開館式が行われました。

駐日本国大韓民国大使館



現在、大韓民国東京都港区南麻布に駐日本国大韓民国大使館を設置しています。また、東京都新宿区四谷には韓国文化院が設置されています。

総領事館は、日本国内に以下の9か所に設置されています。

駐大阪総領事館(1964年12月18日
駐福岡総領事館(1966年1月21日)
駐横浜総領事館(1966年5月27日)
駐名古屋総領事館(1966年5月31日)
駐札幌総領事館(1966年6月9日)
駐仙台総領事館(1966年6月24日)
駐新潟総領事館(1978年4月28日)
駐広島総領事館(1997年1月6日)
駐神戸総領事館(2001年7月2日)

歴代大使



歴代大使については、別途資料をご参照ください。

関連項目



日朝関係史
日韓問題

外部リンク



駐日本国大韓民国大使館(日本語)

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