駒澤大学合唱団

駒澤大学合唱団について

駒澤大学合唱団（こまざわだいがく がっしょうだん）は、東京都にある駒澤大学に所属する混声合唱団です。1947年の創立以来、合唱団は多様なイベントで活躍し、合唱の楽しさを広める役割を果たしています。関東近郊の大学合唱団連盟にも加盟しており、他の合唱団との交流も重要な活動の一部となっています。

活動内容

合唱団は、合唱経験の有無にかかわらず、幅広いメンバーが参加しています。この意味でも、初心者から熟練者まで誰もが楽しめる環境を提供しています。主な活動として、毎年夏と冬に行われる演奏会や文化祭でのパフォーマンスが挙げられます。また、学内の重要なイベントである入学式や卒業式においても、献花や献灯の際に歌を披露し、特別な瞬間を彩っています。また、定期演奏会は2023年に60回目を迎え、記念すべきイベントとなりました。特に合唱団エトワーユとのジョイントコンサートは、23回の節目を数え、長年の友好関係が育まれています。

歴史

• - 1947年: 駒澤大学合唱団創立
• - 1963年: 第1回定期演奏会を世田谷区民会館にて開催
• - 1973年: 第11回定期演奏会を新宿で実施
• - 1999年: 合唱団エトワーユとの初めてのジョイントコンサートを実施し、以来毎年開催
• - 2023年: 第60回の定期演奏会を狛江エコルマホールで行う

このように、合唱団は創立から60年以上にわたり、多くの公演を行い、多様な音楽体験を提供してきました。

重要なメンバー

合唱団を支える指導者たちの存在も重要です。常任指揮者である秋島光一氏は、広島県出身で、武蔵野音楽大学及び東京芸術大学声楽科を卒業後、様々な合唱団の指導を歴任されています。彼はまた声楽活動でも著名です。さらに、ヴォイストレーナーの岩岡博子氏も同様に、実績が豊富です。彼女も武蔵野音楽大学を卒業し、合唱活動に精力を注いでいます。両者の指導により、合唱団員は多方面から音楽技術を学ぶことができています。

委嘱作品と初演

合唱団は、作曲家に新しい作品を委嘱する活動も行っています。その中でも2008年に初演された「おもろ・想（うむ）い」は、宮澤賢治の詩を元にした混声合唱組曲で、創立50周年を記念して作曲された作品として注目されています。さらに「野と空の歌」は、2012年の定期演奏会で初演され、地域文化と密接に結びつく一例となりました。これらの作品は合唱団の活動の幅を広げるとともに、音楽的な深みを持たせてくれています。

まとめ

駒澤大学合唱団は、長い歴史を持ちながらも新たな取り組みにも挑戦し続けており、今後も地域社会や他の合唱団と協力しながら、素晴らしい音楽を提供し続けることでしょう。これからも多くの楽しい演奏やイベントが期待されますので、ぜひその活動に注目してください。

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