駿河メイ

駿河メイ：類まれな才能と多様な活動で魅せる女子プロレスラー

1999年5月30日生まれの駿河メイ選手は、日本の女子プロレス界を代表する若手レスラーの一人です。京都府出身で、現在はチョコプロレスリングに所属し、メイ・サン＝ミッシェル名義でも活動しています。

彼女のプロレスラーとしてのキャリアは、さくらえみ選手が主催する「誰でも女子プロレス」の練習生から始まりました。この団体からのデビュー第一号として、2018年5月27日、北沢タウンホール大会で華々しいデビューを飾ります。デビュー戦の相手は、彼女の師匠でもあるさくらえみ選手でした。

デビュー後、駿河選手は精力的に活動を続けました。我闘雲舞所属として、国内外のさまざまな団体への参戦を重ね、その実力と人気を高めていきます。DDTプロレスリング、センダイガールズプロレスリング、PURE-J、SEAdLINNNG、そしてプロレスリングWAVEなど、多くの団体で活躍。海外遠征も積極的に行い、タイや中国、香港、イギリスなど、世界各地のプロレスファンを魅了しました。

彼女の才能は、数々のタイトル獲得という結果にも表れています。我闘雲舞のアジアドリームタッグ王座、スーパーアジア王座、そして東京女子プロレスのプリンセスタッグ王座を獲得。これらのタイトル獲得は、彼女の努力と才能を証明する輝かしい実績です。

駿河選手の大きな特徴の一つは、その多彩な技にあります。得意技である「ほうき星」を始め、「プロペラクラッチ」「メイプラモデル」「ニュートンクラッシュ」「Phoenix Rises」など、数多くのオリジナル技を駆使し、観客を興奮の渦に巻き込みます。さらに、独特のキャラクターとパフォーマンスも魅力です。時にコミカルな一面を見せながら、リング上では真剣勝負で相手を圧倒します。

2019年には、自身のnoteで連載していた『メイビーアンビシャス』が人気を博し、その後、月刊誌『月刊メイビー』として復活するなど、プロレスラーとしての活動以外でも才能を発揮しました。また、サムライTVの番組「女子プロレスのお仕事」でMCを務めるなど、幅広い分野で活躍の場を広げています。

2020年以降も、東京女子プロレスへの参戦や、チョコプロでのMVP獲得など、活躍は止まりません。2021年には、AEWのWOMEN'S WORLD CHAMPIONSHIP ELIMINATOR TOURNAMENTにも参戦。東京女子プロレスの「ふたりはプリンセス」Max Heartトーナメントでは優勝を果たしました。

リングネーム「駿河」の由来は、深さが日本一を誇る駿河湾からきており、ナンバーワンでオンリーワンなプロレスラーになりたいという彼女の強い意志が込められています。好物は唐揚げ、きな粉、カツ丼と、飾らない人柄も魅力の一つです。

駿河メイ選手は、その類まれな才能と努力、そして多様な活動によって、日本の女子プロレス界に大きなインパクトを与え続けている存在です。今後の活躍から目が離せません。

主なタイトル歴:

駿河メイ:
我闘雲舞 アジアドリームタッグ王座（第9代）
スーパーアジア王座（第6代）
メイ・サン＝ミッシェル:
東京女子プロレス プリンセスタッグ王座（第8代）

主な得意技:

ほうき星
プロペラクラッチ
メイプラモデル
ニュートンクラッシュ
Phoenix Rises
* そしてその他多数のオリジナル技

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