高山村立高山中学校 (長野県)

高山村立高山中学校

高山村立高山中学校（たかやまそんりつ たかやまちゅうがっこう）は、長野県高山村に位置する公立の中学校です。この学校は、地域で重要な役割を担っており、自ら学び高みを目指す教育方針を掲げています。

校の特色

2023年の時点で、高山中学校には7つの普通学級と2つの特別支援学級が設置されており、全体で約243人の生徒が在籍しています。この規模は小規模校でありながら、県内でも大きな体育館や音楽室、さらに2室のコンピュータ室を備えた充実した教育環境が整っています。

教育目標と活動

高山中学校の教育目標は、「自ら学び高みゆく」です。この方針に基づき、学校では多様な教育活動が展開されています。特に「故郷高山」をテーマにした総合的な学習は、生徒たちが地域社会についての理解を深めるための重要なプログラムです。また、人権教育を重視し、友達憲章を基にした活動が行われています。

さらに、学校では村の理事者全員を招いた「中学生議会」を開催しており、生徒たちが学んだことを実践する機会を提供しています。これにより、地域とのつながりを強化し、公共の場で意見を述べる能力も育まれています。

沿革

高山中学校の歴史は1958年にさかのぼります。この年の5月1日に高井中学校と山田中学校が統合し、新たに高山中学校が設立されました。統合当初は、校舎が完成するまでの間、高井・山田の部校制が敷かれていました。その後、1959年に普通・特別校舎や管理棟、給食室が竣工し、入校式が行われました。

1987年には新校舎の普通教室棟が竣工し、1998年には創立40周年を記念する祝賀式典が執り行われ、音楽室も新たに完成しました。2007年には制服の改定が行われ、同年の夏には女子バレーボール部が全国大会で3位入賞という素晴らしい成果を収めました。

生徒会活動

高山中学校では生徒会活動も盛んで、さまざまな常任委員会があります。具体的には、生活部、美化部、厚生部、放送部、文化部、図書部、体育応援部、福祉緑化部、代議委員、紅葉祭実行委員などがあります。これにより、生徒たちは学校の運営やイベントの企画に積極的に参加する機会が与えられています。

部活動

部活動も充実しており、運動部と文化部がそれぞれ設置されています。運動部には、サッカー部、女子バレーボール部、バスケットボール部、卓球部、リトルシニア野球部、スキー部、バドミントン部があります。一方、文化部には吹奏楽部と美術部があります。

このように、高山村立高山中学校は、地域に根差した独自の教育活動を展開しており、子どもたちの成長をサポートするための多様な環境が整っています。

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