高岡市消防本部

高岡市消防本部について

高岡市消防本部は、富山県高岡市に位置する消防支部で、地域の市民の安全を守るための重要な役割を果たしています。市の災害対応や救急サービスを提供し、地域における防災意識の向上を図っています。

沿革

高岡市消防本部は、2005年11月1日に高岡市と西礪波郡福岡町が合併したことにより新たに設立されました。これにより、高岡市消防本部と福岡町消防本部が統合され、現在の本部体制が構築されました。この改革により、本部には4つの課と4つの消防署が設置され、地域の消防活動が一層効率的に行えるようになりました。

その後、2012年4月1日には高機能消防指令センターが運用を開始し、富山県内では唯一のヘリテレ受信装置を導入しています。これにより、迅速な情報収集と被害対応が可能となりました。

さらに、2021年4月からは氷見市の消防事務を受託し、消防署の数は5署に増加し、地域の防災体制が強化されています。

消防本部庁舎は、1973年に建設された車庫棟と1993年に建設された事務所棟からなりますが、これらはいずれも鉄筋コンクリート造です。庁舎の建て替え計画が存在していますが、財政難の影響で事業化の目処が立たない状況が続いていました。しかし、2025年を目指して新たに事業化が進められています。

組織

高岡市消防本部の組織は以下のように構成されています。

• - 本部

- 総務課
- 予防課
- 警防課
- 通信指令課

• - 消防署

これにより、各課がそれぞれに専門的な業務を担い、地域の安全と安心を提供しています。

主力機械

2013年4月1日の時点で、高岡市消防本部が保有する主な消防機材は以下の通りです。

• - 普通消防ポンプ自動車：9台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：5台
• - はしご付消防自動車：1台
• - 屈折はしご付消防自動車：2台
• - 泡原液搬送車：1台
• - 排煙高発泡車：1台
• - 泡放射砲車：1台
• - 化学消防自動車：3台
• - 救急自動車：7台
• - 救助工作車：2台
• - 支援車（II型）：1台
• - 司令車：3台
• - 指揮車：5台
• - 査察車：2台
• - 広報車：6台
• - 資機材搬送車：3台
• - 隊員輸送車：1台
• - 自動二輪車：5台
• - 消防艇：1台
• - 小型動力ポンプ：6台

消防団では別途、普通消防ポンプ車や資機材搬送車等も備えており、地域防災活動を支援しています。

まとめ

高岡市消防本部は、その沿革や組織体制に基づいて、地域住民の安全を守るために日々活動しています。地域のニーズに応えるために進化し続けている消防本部は、今後も市民と共により良い防災体制を築いていくことが期待されています。

もう一度検索