髙木信孝
髙木信孝(たかぎ のぶゆき、
1968年2月26日 - )は、日本の男性
漫画家です。
経歴
髙木氏は、大阪を拠点とする大手家電メーカーで
技術者としてキャリアをスタートさせました。その傍ら、Boo(ぶぅ)という
ペンネームで
同人誌制作活動を行っていました。30歳の時、
漫画家になるという夢を叶えるため、長年勤めた会社を退職しました。
その後、友人で
脚本家の
黒田洋介氏が
脚本を手がけた『
ココロ図書館』で商業誌デビューを果たします。この作品は『電撃大王』に掲載され、後にアニメ化もされました。アニメ化により、髙木氏の知名度は飛躍的に向上しました。
作風
髙木氏の作品の特徴は、制作のほとんどをパソコンを使用したデジタルで行っている点です。吹き出し以外のコマ内に書かれるセリフや擬音などの描き文字も、ほとんどが活字やその斜体、白抜きなどで表現されています。背景もCGなどを多用することで、奥行きのある印象を与えています。
また、印刷を前提としたデジタル彩色を行っており、
RGBではなく最初から
CMYKで色を塗るというこだわりを持っています。これにより、印刷物として完成した際に、意図した通りの色合いを再現することが可能になっています。
作品一覧
ココロ図書館(2001年 - 2002年、月刊コミック電撃大王、全3巻)
PUREまりおねーしょん(2003年 - 2004年、
月刊コミック電撃大王、全2巻)
@ホーム(2005年 - 2006年、iアニメイト)
@ホーム 〜姉妹たちの想い〜(2006年、
ドラゴンエイジピュア、全1巻)
でじぱら(2005年 - 2010年、月刊コミック電撃大王、全5巻)
マギーペール(2006年 - 2008年、コミックガム、全4巻)
カシオペア・ドルチェ(2007年 - 2011年、コミック百合姫S、全3巻*書き下ろし含む)
リトルバスターズ!(原作:Key、構成:かくばやしつよし、2007年 - 2013年、
電撃G's Festival! COMIC、全6巻)
放課後R(2014年 - 2017年 、コミックガム→サイコミ)
外部リンク
Twitter(たかぎのぶゆき)
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