高木利弥

高木利弥について

高木利弥（たかぎ としや）は、1992年11月25日生まれのサッカー選手であり、現在は東京都世田谷区に住んでいます。主にディフェンダー（左サイドバック）としてプレーし、将来的にはサッカー指導者としても活動しています。彼の父親は元サッカー日本代表の高木琢也で、家族構成は妹が一人いるということです。

来歴

高木は広島県で生まれ、1998年に父の移籍をきっかけに東京都に引っ越しました。サッカーキャリアのスタートは、2005年にFC東京U-15深川に加入したところから始まります。ここでの同期には、後にプロで活躍する武藤嘉紀や上形洋介、松藤正伸がいました。2007年にはU-15高円宮杯で全国3位になりましたが、当時は小柄な体格であったため主力として出場することはできず、U-18への昇格を果たすことができませんでした。

その後、帝京高校に進学し、1年生から主力として活躍。特にテクニックを駆使して中盤でのプレーが光りました。2011年には神奈川大学に進学し、ポジションをサイドバックへと転向。このポジションでの果敢な攻め上がりが武器となり、攻守両面でチームを支える存在となりました。

2014年7月にはJリーグのモンテディオ山形に特別指定選手として登録され、翌年からは正式に加入しました。2017年にはジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍し、ここでもレギュラーとして活躍しました。

その後、柏レイソルや松本山雅FCに移籍し、2019シーズンは松本での出場が限られてしまうなど、キャリアに波もありましたが、2021年には愛媛FCへの期限付き移籍を経て、完全移籍を果たしました。しかし、2023年7月にはカンボジアリーグのティフィ・アーミーFCへ移籍するも、契約解除ののち、翌2024年にプロサッカー選手としてのキャリアを終了すると発表されました。

現在の活動

現役引退後は、豊川高校サッカー部の外部コーチとして新たな道を歩み始めました。指導者としての経験を積みながら、神奈川県社会人サッカーリーグのFIFTY CLUBでプレーを続けています。高木利弥は、サッカー界において選手としてだけでなく、指導者としても活動を続け、その成長を見守ることが期待されています。

所属クラブ

• - 和光フットボールクラブ
• - MIP FC（和光小学校）
• - FC東京U-15深川（2005年 - 2007年）
• - 帝京高等学校（2008年 - 2010年）
• - 神奈川大学体育会サッカー部（2011年 - 2014年）
• - モンテディオ山形（特別指定選手 2014年7月 - 同年12月、2015年 - 2017年）
• - ジェフユナイテッド市原・千葉（2018年1月 - 同年7月）
• - 柏レイソル（2018年7月 - 2019年7月）
• - 松本山雅FC（2019年7月 - 2021年）
• - 愛媛FC（2021年7月 - 2022年、2021年は期限付き移籍）
• - ティフィ・アーミーFC（2023年7月 - 11月）
• - FIFTY CLUB（2024年 - 現在）

高木利弥はこれまでのキャリアで培った多くの経験を元に、今後もサッカー界で活躍し続けることでしょう。

もう一度検索